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医師会長ごあいさつ
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新発田北蒲原医師会 会長 片桐正則

 当医師会は豊栄市が新潟市に合併しましたので、新発田市、胎内市、阿賀野市、聖籠町の会員約200人で構成されています。

「医療機関の構成」としては、県立総合病院 1,他の自治体病院 1,法人病院 8、診療所(医院)94 、などとなっています。

 ご存じの通り、これらの医療機関はどこも医師不足です。一般市民の多様な要望に充分にきめ細かく応えられるかどうか、皆懸命に努力しています。その為に病院相互、病院と診療所、診療所同士間の連携を密にして行くようこれからも進めていきます。その一環として医療連携推進委員会を立ち上げ各病院と問題解決の協議の場としています。

救急診療も昨年からは平日の夜間も開設し、365日一次救急を受ける事になりました。県立新発田病院が急性期病院として機能しやすいように考えています。

また、自治体や事業所の予防、保健、福祉の各種事業」に貢献しています。例えば、基本検診への出務、各種癌検診の協力、幼稚園から大学までのいわゆる学校医としての協力、いまだこの地方では重要性を十分には認められていない感のある産業医活動、自治体や各種団体から要請される健康講座や講演活動など、診療行為以外に出かけていく事が多くなっています。

 介護保険」を順調に進めるための介護認定審査委員。予防接種事業は一部を除き集団接種ですが、ほとんど全員で協力しています。

医師会立の准看護学院」は県内では僅か二校だけになりました。入学希望者がある限り、そして、臨地実習病院のご協力が続く限り維持して行くつもりです。ほとんど看護師になるための予備校と化しているのですがそれでも良いと思っています。医師会員だけでなく、大勢の方が熱心に講師を務めてくれています。

「下越総合健康開発センター」は先輩たちが約24年前全国に先駆け、地域の健康に関わる総合的機関として、新発田市豊栄市(二市)北蒲原郡の自治体のもとに設立され、運営の大筋を医師会に任されていたものであります。従って、検診事業や、人間ドック、臨床検査や環境検査始め各種検査事業を、財団法人となってからも継続しています。医師会としては健康開発センターを各種医師会活動の基点として、会員が総出で協力しています。救急診療所も新発田地域広域事務組合より委託されて運営しています。

このように、医師会は地域に密着した活動を今後も続けていくことになります。まだ続くであろう不況に負けずに健全な生活が出来るよう頑張りましょう。

ご批判も大いにお受けしますのでご意見をお寄せ下さい。

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