上 様
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平成14年8月22日
塩津潟研究家
伊藤國夫
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「塩津潟」に関する資料の謹呈について
立秋の候、貴職におからましては益々のご清栄のこととお喜び申し上げます。
ところで、「塩津潟」に関する資料をお送り申し上げます。新潟県の地域史の教材化や再認識に参考になれば、誠にありがたいです。
「塩津潟」の河川舟運や新田開発の歴史的事実が、確実に見直しされてきています。
それらの事例を、いくつか紹介します。
事例1
◎胎内川沿岸土地改良区50周年記念誌に掲載されています。二部構成のうちの一柵が総合学習の副読本になっています。小・中学校の児童生徒の学習の役に立っています。この「胎内川の恵み」は、平成14年5月に発刊されたものです。
事例2
◎郷土読本「ふるさと中条」は、平成9年10月に発刊された副読本です。この副読本は、中条町の小学生4年生以上に無料で配布されて活用されています。
事例3
◎「わたしたちの中条・黒川」の副読本は、中条町・黒川村の3・4年生社会科の学習に活用されています。これは、平成12年3月に発刊された副読本です。
事例4
◎「塩津潟は中条町の宝物」は、中条ロータリークラブの講演です。平成14年1月の講演で沢山の方々に聞いていただきました。
事例5
◎北裏原郡小学校教育研究会(平成13年11月)に、塩津潟に関する実践事例を発表しました。社会科学習の参考になったと思います。
事例6
◎「土地の使われ方」の実践を、竹島小学校の3年生が文化祭の折に総合的な学習の発表会で発表しました。また、発表朝会でも全校児童に紹介しました。
事例7
◎内閣の「タウンミーティングin新潟」(平成13年11月)では、遠山文部科学大臣と、総合学習について話し合うことができました。
事例8
◎「塩の道復活」(平成13年9月)について、新潟日報と語るで提言してきました。阿賀北地方の地域おこしの提言と支援を語り合ってきました。
事例9
◎「中世の塩津潟の復活」(平成13年6月)と題して、水沢化学工業で講演してきました。地域史の見直しについて、啓発してきました。
事例10
◎「塩津潟が教材にできた要因」(平成13年5月)と題して、朝日村教育研究協議会で講演してきました。地域史の教材化について、提言をしてきました。
事例11
◎新潟県は、「塩津潟」を正式に認知してきました。例えば、「新潟県地質図説明書」(新潟県地質図改訂委員会)や新潟県立歴史博物館の「常設展示録」等では、「塩津潟」と明記してあります。
事例12
◎中条町郷土研究会誌「おくやまのしょう」第27号・第25号・第25号・第22号等に、塩津潟に関する論文が掲載されています。
この他、平山新潟県知事と語る会で、「塩の道」による地域起こしに関する意見交換等の各種多様の活動がありました。
上記に紹介した各事例は、私のホームページ【塩津潟の由来】に公開されています。
アドレスは、http://www.inet-shibata.or.jp/~shionotsuです。
(検索 「塩津潟」でも見ることができます。)
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