新発田中央ロータリークラブ卓話資料

期日 平成17年3月8日
会場 新発田ベルナール

「新発田市における塩津潟の認識」

塩津潟教育研究所
所長 伊藤 國夫

1 はじめに
(1)新潟県の歴史の見直し → 塩の津・塩津潟・都岐沙羅柵など
(2)吉田東吾先生と主題との関わり → 「紫雲寺潟は塩津潟の転」
(3)「にいがた湖沼フォーラム」の「潟と文化を語る」の報告

2 新発田市の見解・認識
◆新発田市は、「塩津潟」をなかなか認めようとしない → その理由は?
◆新発田市議会の教育長の答弁 → 塩津潟の存在を認識(平成15年3月議会)
◆それでも「紫雲寺潟」と言う。 → その理由は?

3 古絵図における塩津潟の立証=国・大学・各市町村の文化財で確認
☆越後絵図(1645年) → 徳川家光の幕命による制作→新潟県・新発田市の文化財
☆越後国郡絵図(1700年) → 徳川綱吉の幕命による制作→新発田市の文化財
☆越後興地図 → 国立公文書館所蔵 など

4 新発田市の新田開発の歴史を発信する方策
☆市民に発信する手立て → 広報しばた
☆県民に発信する手立て → 新発田市のホームページ
☆国民に発信する手立て → 美術画報・藝術百家・各種新聞
☆「塩の道」の他市町村との連携 → 新潟県や各市町村と協力
☆「塩津潟記念公園」の造成計画 → 新潟県・中条町・黒川村等と協力
☆「塩津潟記念資料館」 → 同上
☆「総合学習」の取組 → 小中学校・高等学校・大学等

5 社会科副読本編集が続出
☆中条町 → ふるさと中条・胎内川の恵み・私たちの中条
☆黒川村 → 胎内川の恵み・私たちの黒川・胎内川流域のわが郷土
☆新発田市 → ?
☆その他 → 塩津潟は塩の道・新潟県立歴史博物館の展示録・新潟県地質説明図

6 新発田中央ロータリークラブ様への協力要請

7 おわりに

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