20030107:タイヤ
3シーズンぶりにスタッドレス・タイヤを新しくした。
前回もミシュランで感触が良かったので。今回もミシュランを選択した。その筋による
と、より一層サイプに工夫が加えられ、排水が良くなった分、制動特性が向上したよう
である。
が、今回の話題は、それではない。
今回のタイヤは知り合いに組んでもらった。組むというのは、タイヤを車に付けること
ではない。(タイヤをハメるって言ったのはOhさんである。大胆な発言であった。)
ホイールとタイヤを組ませるということである。
組み方によってこれほどの違いが生じるとは、はっきり言って思ってもいなかった。
乗り心地が激変したのである。キモチ良いのである。
80km/h程度のクルージングから明らかに違う。40km/hから違いがわかると言えば、
わかる。比較すると、以前は異常振動(シミー)を感たのだが、今回は全くそれがなく、
80km/hから未体験ゾーンまで、電気モーターのように回転するのである。(電気モー
ターはH*NDAエンジンに付けられた渾名であったから、適切ではないかもしれない。し
かし、シミーのなさは、いかにも電気モーター的なのである。)
高速クルージングがこれほどラクに出来るとは思っていなかった。
今まではカーショップや純正品だったのだが、これらは全くだめであったということが
今回はっきりした。やはり、腕の確かさが現れるのだ。いや、カーショップや純正品で
も腕のたつ職人さんが組めばそれなりであろう。
タイヤのバランスは、外側と内側(表側と裏側)というダイナミック・バランスと、上
側と下側(偏心)というスタティック・バランスに分けられる。
このうち、影響の顕著なモノはスタティック・バランスである。タイヤが回転すればす
るほど、スタティック・バランスの悪さは目立ってくる。
スタティック・バランスに最も影響を及ぼすのが、ホイルとタイヤの組ませ方である。
実は、タイヤの円周部はどこも同じ重さというわけではない。
ラジアルタイヤの構造を簡単に言ってしまうと次のようになる。
浮き輪を縦にして置く。そのままでは、地面と接する部分が弱いので、ここに補強材と
なるベルトを巻く。さらに全体を取り巻くようにゴムを付ける。
このベルトがくせ者である。
強度を増すためには、ベルトで浮き輪を締め付ける必要がある。ちょうど、樽のタガの
ようなものである。このベルトはもともとは1枚のものであるから、最初の部分と最後
の部分を重ねないと締め付け強度を稼げない。
ここで、重なり部分が問題なのである。重なると言うことは、他の部分より重量が増す。
だから、円周部はどこも同じ重さというわけではないのである。
実は、最も軽い所に黄色いマークを、最も重い所に赤いマークを付けてある。
ホイルとタイヤを組むときに、ホイルの最も重い部分とタイヤの最も軽い部分とを一致
させれば、その後の調整がラクになる。
ちなみにホイルは金属構造体だから、重量はどこも同じかというと、そうではない。空
気入れがあるではないか。それに、中心部にはナットの穴もある。
通常は空気入れの部分が最も重いはずである
タイヤを組んだら、バランスをみる。スタティック・バランスである。
スタティック・バランスは車体からタイヤを外して計るタイプのバランサー(オフザカー・
バランサー)で調整する。これでバランスをみながら、ウェイトを付けていくのである。
ウェイトが軽くて済めばホイルとタイヤは比較的バランスよく組めてあり、調整が少な
くて済んだということである。意地になって軽くしようとすると、ロクなことはない。
要はバランスである。
こういうタイヤばかり4本だとすこぶる調子は良い。そうでない場合は、できるだけウ
ェイトの軽いタイヤを前輪にする方が良い。ちなみに、タイヤには回転方向の指定もあ
るから、選択肢はふたつしかない。それもローテーションすると考えれば、どちらも同
じかもしれない。
バランスの良いタイヤだと、車本来の性能が現れてくる。
4月には新しいタイヤ(普通のタイヤのことである)をオーダーしようと思っている。
もちろん、組んでもらうのは、件の知り合いの予定である。
新たなる未体験ゾーンへ行きたいものである。
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(何事も「過ぎたるは、及ばざるが如し」である。未体験ゾーンもかくあるべし。自戒。)
ちなみに、未体験ゾーン近辺でのみシミーがでる場合には、ホイルの取り付け(ハメ方)
を再考する必要がある。ハメ方が悪いと、偏心するのである。
(ハメ方が悪いと変心するのと一緒か?)
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お気に入り紹介
Michelin(ミシュラン)
タイヤの基礎知識
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20030131:うたごころ
好きな音楽家をあげていくと、その人の嗜好がわかって面白い。
たとえば、ギター弾きに、好きなギター弾きは?と尋ねて返ってくる答えから、その人の
性格さえもわかるようである。
さて、モロの最もお好みのギター弾きは、という問いには明確に答えられる。
松原正樹氏(以下敬称略)である。
スタジオ系のギター弾きである。
初めて彼の存在を意識したのは「さだまさし」の「帰去来」(1976.11.25発売 CD:WPC6-8437)
に納められている「夕凪」だったように記憶している。高校1年の時であろう。
ちなみに、この曲のエンディングでのドラム(村上ポンタ秀一)とギター(松原正樹)は
一聴の価値がある。
(モロは、村上秀一については、この後(1980)にTOKYO FUSION NIGHTというアルバムを
購入している。
この手のスタジオ系(だけではないが)の音楽家を意識しだしたのは、中学3年に購入し
た、「エレクトロ・キーボード・オーケストラ」(1975発売 LP:YX-7055-N 日本コロムビア)
である。
佐藤允彦、八木正生、鈴木宏昌、大野雄二、羽田健太郎、市川秀男、大原繁仁、
藤井貞泰(以上SYSTHESIZER KORG)、矢島 賢 (g)、岡沢 章 (eb)、村上秀一 (ds)という、
そうそうたる面々である。大野雄二のMayFlowerが大好きであった。
(小遣いで買った最初のシングルは「THE BEATLES」の「HEY JUDE」(1968発売 東芝音楽工業)。
ジャケット写真は、前述のリンクではなく、これである。で、小学校5年。
アルバムはミシェル・ポルナレフの「GOLD DISC」(1972年)で、小6のときであったか
ら、それなりに進化しているのかもしれない。が、基本的な好みは変わらない。話がず
れた。)
松原正樹のソロアルバム(流宇夢サンド 1975発売)の前に、NewYork(CD:1978CSCL-1305CBS/SONY)
というアルバムが出ている。
このアルバムは、秋山一将/大村憲司/鈴木茂/竹田和夫/松木恒秀/松原正樹/水谷公生/
矢島賢がNewYorkを題材にそれぞれ演奏をするという挑戦的なモノであった。
このアルバムの中で、松原正樹はB.スキャッグスのHard・Timesをギター弾きが涙するよ
うなアレンジで(編曲は、坂本龍一・松原正樹である。)弾いている。この曲の「林立夫」
のドラムも一聴の価値がある。
(ちなみに、TIN PAN ALLEY(ティン・パン・アレイ=キャラメル・ママ)も好きである。)
このHardTimesに惚れて、ソロを購入することになる。高3の頃である。
この頃は、何でも聴いていた。というより、どのアルバムにも興味ある音楽家が参加して
いて、ライナーを読むのが楽しい時期でもあった。「坂本龍一」の「千のナイフ」なども
発売と同時に購入している。
モロの最も好んで聴いていたのは、PARACHUTE(パラシュート)である。1980年であっ
た。
わからないヒトにはとことんわからない話であるが、PARACHUTEは、今剛とのツインギター
の渋いバンドであった。敏腕ミュージシャンが集まって、誰かのためではない(誰かのバ
ックで演奏するという意味ではなく)自分たちのための音楽を奏でる、というのが、大変
魅力的であった。
ギター好きの中には、根強い(例の言い方を借りれば、コアな)ファンがいる。
1枚目:PARACHUTE from ASIAN PORT(LP:C25A0088G 1980年4月発売)のメンバーは、
ギターが松原 正樹に今 剛。
パーカッションが斎藤 ノブ。
ドラムが林 立夫。
バースがマイク ダン。
キーボードは安藤 芳彦と小林 泉美。
という、大変魅力的な構成であった。(本当に敬称略で良いのだろうか?と思う。)
2ndアルバム「6KINDS 6SIZES(LP:C28A0137G 1980年12月発売)」のトップ、「Hercules 」
には打ちのめされた。カッコイイ。
このときのメンバーは、
ギターが松原 正樹に今 剛。
パーカッションが斎藤 ノブ。
ドラムが林 立夫。
バースがマイク ダン。
キーボードは安藤 芳彦。
パラシュートについては、また別の機会に書いてみたい。ちなみに、日本で最もパラシュー
トについて詳しく書いてあるページは、PARACHUTE Web Site.であると思う。
松原正樹のギターワークに大いなる魅力を感じる理由はわかっている。彼のフレーズは
とてもメロディアスなのである。
たとえば、松任谷由実の「恋人がサンタクロース」のエンディングのフレーズを聴いても
らえばわかる。
うたごころのあるメロディなのだ。
こんな、うたごころのあるギター弾きとリアルタイムを共有していることを嬉しく思う。
モロも一応ギター弾きであるから、うたごころのあるフレーズを目指している。いつか、
松原正樹のようなフレーズを(コピーでなく)弾けるようになりたい。
お気に入り紹介
松原正樹
PARACHUTE Web Site.めでたくリンクを許可をいただきました。多謝。
BEATLES公式サイト(東芝)
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20030219:温故知新(ずーっと以前(少なくとも1999年以前)に書いた文が出てきたのである。単にそれだけ。)
「主事のNICEな日々」
〜新ミレニアムに向けて、「T」に求められること〜
現場を離れて、現場では味わえないような、NICEな日々を送らせていただいております。
そんな日々の中で、気づいたことを書いていきたいと思います。と、半ば愚痴になることを、お許しください。
なお、本文中に出てくる出来事は、事実に基づいておりますが、いささか一方的な見方で書かれかれておりますので、他への引用、転載は、ご遠慮ください。
それくらい、事前に連絡してよ。
10月某日
朝からひっきりなしに問い合わせやら、来客がある。おまけに教育関連団体の女性が来た。
このヒト、初対面。
県に出さなきゃいけない書類の入ったFDが読めなくなった。ここで直してくれると聞いたので、直してくれ、と、よくわけのわからないコトをおっしゃる。
でも、一応、
「このフロッピーは何でおつくりになったのですか?」
と、優しく伺う。(大人の対応だ!)
「NECです。」
「あ、NECでもいろいろありますよね。」
「NECです。(きっぱり!)」
「NECでの、いろいろありますよねぇ。(ニコニコ)」
**** 以下 略(怒る気も萎えている。)
などと言う会話(日常茶飯なので省略)をする。
その会話の途中、突然、小学生が入ってきた。
「インターネットさせてください!」
おやおや。普通、**小学校の*年生です、とか、**の学習で来ました。とか言うよね。と、思いながら、先の女性の用件を済ませる。
件の小学生、次々に来る。
「ところで、君たち、どこの学校?」
「**小学校。」
「何の勉強なの?(です、って言えよなぁ〜!)」
「自分たちで新発田のことをいろいろ調べてる。僕たちはインターネットで調べる計画なので、学習センターに来たんだ。」
「なるほどね。で、何調べたいの?」
という会話が続く。こちらは、訪問の意図もわからないし、子供用の端末も準備していない。
(いや、別にこんなことはたいしたことじゃない。)
要は、子供たちが外に出ることに対して、「T」が何をどの程度指導したかということとと、受け入れる側とどのようにコラボレートしたいのか、ということが見えてこない。
まあ、活動の方向から、社会の学習を発展させて総合的な学習の時間に結びつけようとしているらしいことは、わかってきた。
社会で見学に行くにしろ、事前に下見ぐらいするだろうに、と思いながら、子供たちに罪はないから、説明くらいは親切にしてあげる。
「あのね。インターネットには自分たちの地域のこととかの、身近な資料はあんまり期待できないんだよ。それよりも、図書館とか、実際に行ってみるとかの方法のほうがいいことが多いよ。」
「そうなんだ!知らなかった。」(こういう事を知るのもアリ?)
「でも、インターネットで調るっていう計画なんだ。」
「そうか、じゃやってみるかい?(この後、は教育的な配慮が続くので、省略。)」
この活動、午前中いっぱいあるらしく、なかなかお帰りになる様子も見えない。それどころか、後から別のグループもやってくる。事務所内でグループ同士の口喧嘩を始める子もいた。
しかも、学年全体の活動らしいから、市中には100人以上が歩き回っていることになる。
市内の情況を考えると、営業妨害にも思えないことはない。
子供たちの応対をしながら、昔、生活科でお店探検に出掛ける前のことを思い出した。
たしか、あの時は、子供たちが立ち寄りそうな商店の全部に、お願いの文書を校長名で作成して持って(もちろん事前に)挨拶しに行ったっけ・・・。商店の人たちは、将来の顧客だと思って、子どもたちに快く対応してくださった。
さて、子供たちに話を聞いてみると、インターネットで調べたいと言ったら、「T」が**センターでインターネットできるよ、と教えてくれたそうだ。なんだ、事前に子供が行く場所わかっているんじゃないか。
だったら、それくらい、事前に連絡してよ。
関係者に誤解のないように書いておくが、事務所のある建物のお隣の学校ではない。
同様のことが同様の時期にあったが、そちらの学校の「T」は、事前に連絡をくださり、どういう意図で活動をするのか・どういう対応をして欲しいのか、事前にちゃーんとお話があった。
きっと、「T」だ!
6月某日
広域の校医関係の会が事務所のある建物で行われることになっていた。
前日から某教育委員会の担当が駐車場の確保をしたり、座席や誘導表示をしたりしていた。
当日、会が終わって、これから懇親会という時、少し時間が余ったというので担当が事務所を訪れて言うには・・・。
「 昨日せっかく駐車場を区切っておいたのに、私が見ている前で、その区切ったテープを切りながら走り去った自動車がいた。あんな常識はずれのことをするのは、きっと「T」だ!。」
一般の業種の方(それでも、教育委員会の方である)が、「T」をどう見ているか、わかったような気がする。
目的は何なんだ?
12月某日
テリトリーの外ではあったが、某所にある*立埋蔵***に行って来た。
コンピュータの調子が悪くて、納入業者もSEもお手上げなので、行ってくれということだった。
私が行っても何にも変わりませんよ、と前置きしてから訪ねた。
担当は、遠距離にある学校と共同学習するときに窓口になる方だった。
その方いわく。
「しかし、このテレビ会議システムってのは、本当に役立つのでしょうかね?この解像度では、全体の雰囲気をつかむのが精一杯で、細部なんて全く駄目ですよ。」

「遠いところにある学校で、何度も見学に来ることができないので、補助という位置付けだと、私は思うのですが・・・。」と、モロ。
「そういう位置付けで考えてくれればよいのですがねぇ。でも、実際の授業では、「T」はそう思っていないようですよ。」
「えっ、・・・。(絶句)」
「この解像度を生かすなら、「T」が自分の事前研究に役立てたらいいんじゃないですか?
何度も来ることができないからこそ、こういうシステムが生きると思うんですよ。
でも、その事前研究があまり深くなくて、実際授業になったら、こちらに任せきりなってしまうのが、困りものですねぇ。」
「そういうことが多いんですか?(これは、マズイ。)」
「多いと言うより、ほとんどがそうですね。システムが繋がると、ハイ、お願いします。ってことで、全部下駄を預けられて、四苦八苦ですわ。」
「そ、それは申し訳ありません。「T」が通訳というか、よりよい方向に持っていくための舵取りをしっかりしなくては、駄目ですものねぇ。」
「そうですね。私らみたいな商売の人間に、お願いします、って言われてもねぇー。目的がなんだかわからないのに、できませんよ。
あ、そうそう。成果で良いことばかり書いてある、大本営発表みたいのもやめてほしいですね。駄目なところと良いところ、長所と短所がしっかりと明らかにならないと、次のステップに進めないですよ。」
「今後は、そういうことにこそ気を付けなくてはいけないですね。いやぁ、ありがとうございます。」
いったい、私は何をしに行ったのだろう?目的は、何なんだ?(でも、行って良かったと思う。)
現場を離れてみて気付く事、現場に戻って忘れてしまうこと・・・。
できるときにできることをしていきたいと思っている。
まさに、NICEな日々である。