朝日連峰 大朝日岳 1,870.8m 保全作業資材荷揚
月末の保全作業は、仕事のため参加できないので、せめて1回位は荷揚げに行こうとでかけた。
GPSトラック | 800m付近の登山者カウンター(環境省) |
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穏やかな登り路 | 昔、保全の際、暑さのあまり丸さんが桶ごと頭から被った一服清水 |
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昔の作業地 | ここもそうだけど、メンテナンスされている。 |
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雨降りの笹薮って濡れるんだよねぇ | 湿気タップリの低層の雲が取れない |
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ガスの切れ間から大朝日岳避難小屋が見えた | 左のピークが大朝日岳 |
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銀玉水に着きました | 銀玉水 |
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荷揚げ集積された資材 | ホシガラスの食事跡 |
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小屋につきました | 管理人 阿部ちゃん |
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北側の中岳方向 | 石組の周辺は草の育ちが良い |
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ウメバチソウ | 三沢清水は枯れていた |
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午後から雨は小康状態だけどウエッティーなコンディション | 下山しました |
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08月23日(日)
コースタイム
05:53 駐車場発発(658M) 今にも降りだしそうな雲行き。
06:20 登山者カウンター(800M) おや、ここにも設置してあるんですね。
07:12 一服清水(1,130M) 冷たくておいしい、清水。 雨が降り始める。西の空は明るい気がするのだけど・・・・
08:13 古寺山(1,501.2M) ブヨが酷い
08:47 小朝日巻道分岐(1,553M) 小朝日には上がらずに、そのまま、巻道に向かう
09:46 銀玉水(1620M) 冷たくておいしい。集積場所が直ぐ上に見える。相変わらずのブヨ
10:10 資材集積場所(1,687M) 資材をネットの中に収めていると、管理人の阿部ちゃんが上の方で「ごくろうさ~ん」と声をかけてくれた。
10:26 大朝日避難小屋着(1,865M) 小屋で休憩、ホント久しぶりにお会いした阿部ちゃんと四方山話に花が咲く
11:29 大朝日小屋から山頂へ
11:39 大朝日岳(1,870.8M)
11:50 大朝日岳から下山開始
12:00 避難小屋通過(1,865M) 管理人の阿部ちゃんが手を振って見送ってくれた。
12:43 小朝日の巻道に入る(1,500M)
13:02 本線に戻る(1,553M)
13:17 古寺山(1,501.2M)
13:55 一服清水(1,130M) 途中、大江山岳会メンバーが登山道整備をされていた。お疲れ様です。
14:35 駐車場(658M)
概要
飯豊朝日の合同保全作業は今年は、飯豊はお休みで朝日で開催されるのだが、作業日に仕事が入りどうにもならないので、せめて荷揚げだけでも
と思い、出かけた。起点となる、古寺鉱泉は、朝日の登山口では自宅からは多分、最も遠い登山口ではないだろうか?
往路は高速を使い、鶴岡経由にとった。何かいいことがないか?と、思ったが遠い。自宅から約180KM。その代り、高速は無料区間が多いので経済的負担は軽い。
午前2時10分に自宅を出て、5時20分位の到着なので、3時間少々
復路は小国経由なのだが、途中風呂に入ったりするので時間はチョイとかかっているものの、木川ダムへの道路が、通行止めだったので柳川温泉経由。これだと自宅まで約150KM
下道だけの150KM、なかなか走りごたえがある。おまけに、大規模林道のT字路(右に向かうと朝日鉱泉)まで行って戻って柳川温泉経由なので170KM位になったんじゃないかな?
記録
午前2時10分に自宅を出る。3時間半を見込んでいるので6時前の歩きだしと見当ををつけた。
工事途中の日本海沿岸自動車道なので、国道7号に降りたり、高速に上がったりを何度か繰り返して湯殿山ICで降りて、下道で古寺鉱泉を目指す。
5:20到着、古寺鉱泉登山口には既にかなりの車が停まっている。資材を背負子に括り付けて、上部に食糧等を入れたザックを括り付けた。
のそのそと歩きだす、古寺鉱泉朝陽館の前を通ると宿泊客の方が、空を眺めてどうしたものか?という思案顔。
最初はつづら折りの登りを進む。その先は短い急登と比較的緩傾斜登りが織り交ぜ登りやすい登路が続く。
一服清水で水を飲んで、雨に濡れながら登る。古寺山が近くなると、登山道脇の笹が雨の重みで登山道側に倒れ、触れるとあっという間にビショビショになる。
古寺山に出ると、道幅も広くなり歩きやすいが、ブヨがタカってきて煩い。あまりにブヨが煩いので、歩きながら食事を食べる。
小朝日の巻道の分岐にきたが、ここは巻道に入る。基本下りのトラバース。特に悪場はないが、残雪期は直登ルートが正解だろう。
視界のない退屈な登り降りを淡々とこなしていくと、山形市の星さんという方と少々お話させて頂いた。星さんも、2梱包荷揚げした頂いたとのこと。
皆様のお力添えで作業ができるのですね。感謝です。ほどなく銀玉水の標柱。
銀玉水で水を飲んで、指呼の距離に近づいた集積場所に向かう。
集積場所で、ネットの中に資材を入れながら、戻るか?それとも小屋の阿部ちゃんの顔を観て挨拶していこうか?
考えていると、上から「ご苦労さ~ん」の声。阿部ちゃんだ。
そうすりゃ、上がらないワケにいくまい。
スッカリ軽くなった背負子を背負ってトントンと登る。
登山道脇にはホシガラスがハイマツの実の食べた殻が沢山転がっている。
結構、小屋近くは個体数も多い様だ。ホシガラスは好奇心の強い鳥の様で案外ヒトの近くまで寄ってくる。
小屋まで阿部ちゃんと話ながら歩く。7年振り位じゃないかな?
小屋に入り、四方山話に花が咲く。
一時間程の時間はあっという間に過ぎ去る。
天気がよくないけれど、ここまでくれば、山頂まで足を延ばすことにする。
阿部ちゃんに御礼を言って山頂へ。
山頂には単独の若い女性が休んでいた。山形市内の方の様で来週の保全には参加したいと話していた。
彼女より一足先に降り始め、小屋を通り過ぎると、阿部ちゃんが手を振って見送ってくれた。
トントン降ていく。午後になり雨は止んだもののムシムシして汗っぽい。
小朝日のトラバース路で水を飲んで一休み。
古寺山から降りに入る。三沢清水は枯れている。
どんどん下り、一服清水で給水。しばらく降ると、地元の大江山岳会メンバーが登山道の補修作業に汗を流しておられた。
頭が下がります。
少し堀さん、川口さんと立ち話をして下山。
ほぼ、予定通りの時間で駐車場に下山。
予定通りなかっつたのはこの先、古寺鉱泉から降ってマスの養殖場を右折してT字路にぶつかる。右に曲がれば朝日鉱泉。これを
左に曲がりたいのだが、全面通行止め・・・・
ナニカの埋設工事らしい。
それなら、そうと、もっと手前に掲示しておいて欲しい。
また、ずっと戻って、柳川温泉で風呂に入り白鷹~長井~小国を経て帰宅した。
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