飯豊連峰 前衛 二王子岳 (1,420.3m)  中尾根から
平成26年4月12日(日)

GPS LOG 除雪してあるので神社まで車で入れます
誰の雲固・・・サルだと思うけれど・・・ 中尾根を快適に登るには少し時期が遅かった
標高600m付近まではブナの芽吹きが始まっていた 一王子の杉林
前日の雨で藪が濡れている。 ようやく、藪から開放されて気持ち良く雪の尾根を辿る
 右端のピークの左側が三王子方向  高知山
   
正面の藪尾根の右斜面が三王子への登り 蒜場山
高知山からバワリ峰を廻る複雑な尾根 山頂からの飯豊連峰
 飯豊連峰最深部 一王子避難小屋 
   


個人山行  二王子神社駐車場~二王子岳山頂
日 時    平成26年04月12日(日)
参加者    LTQ単独
行き先    飯豊連峰 前衛 二王子岳 
天 候    晴れ時々曇り


     
目 的 中尾根踏査
装 備  日帰冬山低山
登はん用具:なし
雪山用具として、Wストック、ワカン
ナビ用品:GPS・地図・シルバコンパス・マップポインター
防寒具:カッパで代用・薄手のダウン

コースタイム                       事 柄
06:00分 自宅発                コンビニに立ち寄り、買物
06:30分 二王子神社        (300m)   準備
06:50分 二王子神社P発
07:53分 581P前回敗退場所    (581m)   食事 藪が煩い
10:00分 968m分岐               ここは、北側の尾根に乗り易い
10:40分 バワリ峰~三王子分岐 (1,170m)バワリ峰に向かう単独者、SIZだろう。
11:30分 三王子で一般ルート合流(1,364m)
11:45分 二王子岳山頂着     (1,420m) 春のの飯豊がど~ん!


13:00分 二王子岳山頂小屋発  (1,420m)
13:34分 独標             (994m) 
14:16分 二王子神社         (300m)



概略
3月15日に悪雪の中、南俣の村から歩いて向かった。しかし、余りに条件が悪く、早々に敗退を決め込んだ。
何とかこの春に登りたいと思っていたので、少し遅いか?と思いつつ中尾根に向かった。



記録
二王子神社まで除雪されているので、今日は45分は短縮できる。駐車場で準備して道路を少し戻って、中尾根末端にとりつく。
急な斜面を藪に摑まり登る。傾斜が緩むと藪かお出迎え。昨日の雨でユズリハ、ヤブツバキの葉が濡れていてズボンを濡らす。
500m位から雪の上を歩いたり藪に入ったり。藪でズボンを濡らし、雪上で乾く。この繰り返しで700m位まで来ると、雪が安定してきた。
雪面は堅く表面だけ少し緩んだ状態でとても、歩きやすい。
ここから標高差300m位にわたり4段程の急登がある。振り返るとうねる様な中尾根が俯瞰できる。975m付近に北に延びる下山時に間違い易い
尾根が派生している。そして北側には下山ルートの登拝路が見える。

高知山へ向かうバワリ峰への分岐からバワリ峰方向を観ると単独者が鞍部からバワリ峰に登っている。遠目だが、感じからして、多分SIZだろう。一休みしてから三王子の登りにかかる。上部は藪が出ていて、少しの藪を漕いで藪尾根の裏側の雪面に出て少し登り、やや下って登拝路に合流する。

僅かに登って、9合目。飯豊の眺望を楽しみながら山頂へ。
山頂で景色を充分に楽しんでから小屋に入りラーメンを煮てノンビリしてから、下山にかかる。
それにしても、2週間で飯豊の雪も随分と減った感じがする。やはり例年より少ないかな?という印象がある。

下山は下り斜面は靴スキーで滑り降りて時間を稼ぐ。油こぼしは上部の傾斜の変わり目で大きく雪が割れている少し左に回り込んで飛び移って
傾斜の比較的強い場所を一気に滑り降りる。クランポンを付けている人を追い越してドンドン降る。独標までくると雪が大分柔らかくなってきた。
何でクランポンを着用しているのか不明・・・・・

独標で給水して降り続ける。一王子避難小屋の上の789mコブから一王子避難小屋を観るけれど、随分積雪が減った。
少し冬尾根を降ってから夏道沿いに降りた。神子石から一本杉の間は落とし穴に嵌らない様に注意して降る。
一本杉から一合目までは、グチャグチャの登山道と僅かな雪。転ぶのは御免蒙るので注意して降る。沢沿いの冬のトラバース道から
沢沿いを眺めると、雪代でやや水量が多いけれど、もう夏道通しでも良いと思う。

程なく、二王子神社に到着。神社の炊事場裏の水路で、ドロドロのスパッツと、靴を洗って駐車場に向かおうとすると
所属会の須藤さんに送られて、SIZが高知山から戻ってきたところだった。やはり、分岐で見かけたのはSIZだっと納得。

チョッと前半の前半は前日の雨のせいで、藪で濡れていてズボンを濡らして鬱陶しい場所もあったけれど、大混雑という様な登拝路とは異なり
誰もおらず、静かなヤマを歩く事ができた。




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