飯豊連峰前衛 倉手山(952.5m)

飯豊の展望台と言われる倉手山に天気予報を当てにしてでかけました。
 GPS LOG梅皮花荘からの歩きだし  梅皮花荘裏の赤い橋を渡って林道へ
   
 橋の上から観た玉川の流れ  登山口からは急登りが続く
   
 飯豊山域で今シーズン初めて観たツララちゃん  山頂についたものの稜線はまだ、ガスの中
   
 12時を過ぎてようやく青空が広がる  見えている稜線は扇の地紙付近〜地神北峰付近
   
左正面ダイグラ尾根、中クサイグラ尾根、手前梶川尾根   左、端正な鉾立峰、右エブリサシ岳
   
 他の登山者が造った雪だるまとAkiちゃん。骨折事故から約半年経過 下山は足がまだ怖いのか?ソロリソロリと降りる
   
 民宿奥川入荘  豪雪地中のホンモノの豪雪地 素朴な料理が素晴らしい
 



日 時   平成24年11月25日(日)  
参加者  akiちゃん(NAC)・LTQ(KAC)
行き先  飯豊連峰前衛 倉手山
天 候   弱雨〜曇り〜晴れ
装 備   秋山低山日帰り
登はん用具:なし
雪山装備:Wストック(使用しなかった)
ナビ用品:GPS、Mポインター、地図、シルバコンパス
防寒具:フリース


コースタイム 事柄 備考

25日(日)
07:45 集合場所   ボクの所属会の女性メンバーが集まっていた。
09:10 梅花皮荘P着
09:36 梅皮花荘P発(290m)
10:00 登山口(345m)
10:30 550m付近から雪がでてきた。
11:05 780mピーク  尾根が南へ向かう 雪が増えてきた。
11:40 山頂(952.5m)休憩なしで山頂まで登る。稜線はまだ、ガスの中・・・ダメなのか?
12:00 この頃から急速にガスが上がり出す。   最終的には山頂には11名が登ってきた。みなさんノンビリと絶景を楽しむ

13:40 下山開始 結局多くの方も同じように2時間位ノンビリしていた。
14:13 780mピーク  雪が中途半端で歩き難い
15:00 登山口(345m)
15:20 梅皮花荘P着(290m)
・・・・・・たまには、泡の湯温泉に寄ってみようか?となって久しぶりの泡の湯温泉
仙台からの宿泊の方と話しながら、温いお風呂なので長時間ジックリ暖まってから帰途についた。
17:45 集合場所で解散・・・・ユックリと出発したのが正解でした。良い日になりました。


概略
6月3日にヤマで骨折事故に遭った相方くん。リハビリ兼軽い山歩きを始めたのが、9月下旬。
その後、一度膝に水が溜まってしまい、ペースダウンしたものの、10月下旬から再びソロリソロリと様子を見ながら
のリハビリ山行。長井葉山で何事もなく登れたことで、日帰りで標高差700m前後を考えたい。そう思っていたら、本人が
日曜日は天気もよさそうなので倉手山に行きたい。とのこと。
標高差は600m位なのでまぁ、日帰りターゲットの範疇ではあるけれど、やや登山道の傾斜が強いのでリハビリ向きかなぁ?どうかなぁ?
と、思うもののあまり大事を採ってもなぁ〜と考えて出かけることにした。



記録
11月25日(日)

朝、目覚めると道路を走る車のタイヤ音はウエットな音・・・・
なんだ、晴れ予報のハズじゃないのか・・・・ケッ
雨ならどうしようかなぁ・・・
などとウトウトしながら2発目の目ざましでようやく布団からノロノロと起き出して外を眺めるとヤッパリドン曇りの空から
小雨が落ちてきている。ふぅ〜・・・・

お茶を沸かして、ネットで気象情報の収集。
どうして、雨が落ちてくるかなぁ・・・・
ワイパーを動かすなんて・・・と思いつつ集合場所へ向かう。

コンビニで買い物をして集合場所に向かうと、バイパスで事故があり渋滞。
遅れるとメールが入る・・・・どうぞどうぞ、雨ですから。ごゆっくりどうぞ。と思いつつ待っていると
ボクの所属会の女性会員が多数集合。

丁度、同じ頃にakiちゃん到着でサッサと出かける。
途中で、諏方さんに電話すると、女性会員は五頭山に向かうとのこと。

積雪はないものの、大渕のゲートはクローズされているので梅皮花荘の駐車場へ。
ドンより空から霧雨の様な雨が降っている。
晴れ予報をアテに来ているのに、イキナリの合羽着用で気分はダウン↓
まっ、ここまで来たんだから、回復することに期待してでかけよう。

登山口まで舗装された林道を歩く。道路の周りのワラビガラが真っ茶色になっている。
20分程で倉手山の登山口。
登り始めると梶川程ではないものの一気の急登。
このあたりは、プチ飯豊という感じがする。汗が流れ出す。空は明るくなり、いつの間にか雨もやんでいる。
もう、雨は心配なさそうなので、合羽を脱いで再び登りにとりかかる。
概ね最初の標高差300m強が傾斜が強め。その後は比較的登りやすい。

500mを越えると徐々に雪を踏むようになる。さすがにラッセル程にはならないが、700mを過ぎると
登山道は雪通しとなる。雪に落ち葉、粘土とどれをとっても下山時は滑りそうな嫌な感じがする・・・
780mのピークで尾根の方向が南へ向く。途中で小さなツララを見つけた。
今シーズン飯豊山域で初めてのツララ。

短い急な傾斜を登りきると平坦な藪となる。さらに南へ進むと南側の視界が開けた山頂に到着する。
先行者の方、2名もう〜ん・・・な状態
ど〜ん、という風景を期待したものの、残念ながら飯豊の稜線はガスの中・・・・・
このままなのかなぁ〜
まぁ時間も時間だし、休憩なしで登って来たから、お腹も空いたのでお湯を沸かしてお昼の準備。
握り飯とラーメンを準備しているうちに後続の方も到着。

お昼を食べ始めているうちにガスが上がり始める。
お昼を食べながら、あちこちで「おっ!」・「うわぁ〜」など声がでる。
青空が広がり始めたから、山頂の皆さん時間を忘れて絶景を楽しんでいる。

風もなく暖かい陽射しに恵まれてボク達だけでなくほとんどの登山者の方々も2時間も山頂で風景を眺めていた。
随分、ユックリしたけれど本当は、もっとユックリしていていたいが、時間も経過したのでほぼ、皆さん同じような時間に
下山開始となる。

相方くんは、登りは上手く登れる様に回復してきたけれど、下山はイマイチ怖い様である。
まだ、急がせる時期ではない。ノンビリと下山する。

途中で1Pパスさせて頂き下山を続ける。休みなしで登山口。
ノソノソ林道を歩いて駐車場着。

相方くんの希望で泡湯の温泉:三好荘へ
三好荘でお風呂に入り帰途に着いた。

あ〜イイお天気に恵まれ良かったぁ〜

足首の硬さに不満タラタラのご本人様だけど、よくここまで回復したと思うよ。


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