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GPSLOG | 見通しは薮で見難い | 石の祠 | 松岡方面を見下ろす |
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水原方向を見る | 梯子場 | 崩落地 | 林道現場 |
日 時 平成17年9月24日
参加者 単独
行き先 五頭山系 荒川山630.0m
天 候 曇り
気 温 24日21.2度〜23.2度 新潟
風 速 3m〜6m
風 向 北北東〜北
目 的 新設登山道の調査登山
装 備 日帰り夏山低山
登攀用具:なし
ナビ用品:地図・概念図・GPS・コンパス
防寒具:なし
飲み物:ポカリスエット500ML×1・水500ML×1
食料品:いなり寿司3個
残 量 いなり寿司3個
その他 なし
コースタイム 事柄 備考
9月24日
10時50分 P発(137m以下、GPSポイントのカシミール地図より)
10時52分 登山口。入山カード濡れていて使えない。
10時55分 一ノ坂 カモシカが居た。
11時00分 二ノ坂
11時04分 三ノ坂
11時52分 焼山だと思う。標識無し休憩
11時57分 出発
12時00分 焼山標識がある。
12時09分 ブナ林に下る。左の谷から沢音が聞こえる。
12時14分 ムサワの標識
12時29分 アルミの梯子
12時38分 コマタ着(荒川山々頂)630m?休憩
12時44分 コマタ発
12時57分 ハリ沢
13時18分 穴マクリ
13時27分 花ノ木平
13時37分 上藤沢
13時42分 大平登山口着
14時20分 駐車場着
周回積算距離8.97km(林道を含む。GPSデータ)
総上昇量717m(含む登返し。GPSデータ)
最高到達点642m(GPSデータ)
登山道で約3時間(剣竜峡登山口〜大平登山口
林道の下り約40分(大平登山口〜剣竜峡P)
※GPSデータは、平面上の誤差はかなり抑えられるが、垂直方向の誤差は案外ルーズである。)
概要
下越山岳会の集会で、剣龍峡から林道に至る登山道を地元関係者で切り開き、10月に記念登山をするので、可能な人は手伝うように。との話があって気になっていた。
本日は本来、出勤予定の日なのだが、休みを替わって欲しい旨の申し出を受け、朝の用事だけ済ませ、夕方の用事まで時間が空いたので行ってみることにした。五十公野のコンビニで食べ物を買っていると、諏方さん、宮下さんが杉滝で岩登りの練習にいくとの事。10時40分に駐車場に着く。駐車場でズックで行くか、皮製軽登山靴で行くか少し考える。付近に車は1台もなく、山には誰も入っていないようだ。何かあると困るので、皮製軽登山靴で行くことにする。10時50分駐車場スタート10時52分登山口にある入山カードは濡れていて使えない。工夫が必要だろう。10時55分一ノ坂に着く瞬間、目の前を白いモノが微かに移動するのが見えた。猿かな?と思い、十分に用心して進む。短い坂を上りきるカモシカがこちらを見ていた。小首をかしげ、ツブラナ瞳で逃げもせず暫くそのままでいた。カメラのスイッチを入れる間に方向を返したので慌ててシャッターを押すが、白いお尻がブレて写っていた。11時00分二ノ坂、11時04分三ノ坂と短いが結構な坂を登る。三ノ坂には、石の祠があった。これが奥の院だろうか?11時52分ここが焼山だと思い標識の無い、少し開けたヤセ尾根で休憩する。お昼に近いが、飲物の臭いのせいか、蜂が来た。食事も採らずに11時57分出発。その直後、12時00分焼山の標識がある。12時09分焼山からブナ林に下る。進行方向(剣竜峡発)の右の谷から沢音が聞こえる。水量はありそうだが沢は見えない。12時14分ムサワの標識を見つけるが、登山道のどの位置なの判らない。12時29分アルミの梯子場に出る。分水嶺と表示がある。何処と何処の分水嶺なのだろうか?加治川と荒川川なのだろうか?
12時38分コマタ着(荒川山々頂)630mと書いてある。12時44分コマタを早々に出発。コマタを下ると崩落地が見える。崩落地には、滑りやすいので降雨の時注意する旨の注意書きがある。12時57分ハリ沢の標識。13時05分穴マクリ展望台。林道工事現場の最先端が見える。連休の谷間の土曜日だが、作業員の姿が見える。13時18分穴マクリの標識がある。13時27分花ノ木平、13時37分上藤沢を通過する。小さいヒドに付けられた登山道を下り13時42分大平登山口に着く。あとは、駐車場を目掛け舗装道路を下るだけだ。14時20分駐車場着。
行動中、食べなかったいなり寿司を頬張りながら、自宅へ向かった。
今年は、夏から随所でミズナラの木にオガクズのような粉を出して、落葉または紅葉状の葉色をしたミズナラを見かけた。聞きかじったところでは、ブナ虫だろう。とのこと。しかし、私がインターネットで調べた範囲ではカシノナガキクイムシではないかと思う。この虫がブナ虫と同種なのかは判らない。この虫の被害だとすると、ミズナラ(ドングリの木)は枯死してしまうらしい。午前中の陽当たりの良い斜面で多発しているらしい。各地で相当な枯死被害があるとのこと。この登山道も例外ではなく、かなりの数の落葉または紅葉状の葉色をしたコナラを見た。この虫と断定はできないが、カシノナガキクイムシだとするとやがて、松喰い虫の様に被害がでるのだろうか?
登山道全般的な注意点としては、以下の事があります。
@剣竜峡側から登る場合、焼山付近までは基本的に登りとなります。急登もありますが、何れも短いので慌てずに進みましょう。むしろ逆廻りで、下りの場合滑りやすいかもしれません。
A焼山付近から花ノ木平付近までは地形図で見た印象より短いが急な登り降りがあります。
B水場は確認できませんでしたので、水は持参した方がいいでしょう。
C崩落地以外でも、濡れていると滑りやすそうな場所があります。ズックでは滑りやすいと思いますので、注意して下さい。
D徒歩で周回する場合は、林道を通過する自動車に注意して下さい。(カーブでの見通しが悪いので。)