五頭連峰 五頭山(砂郷沢)


GPSLOG マンサクの花 昨夜の雪 雪とマンサク
お地蔵様 五ノ峰の鐘 やっぱり、や〜めた 帰途につく




日時
       平成17327
参加者    単独
行き先    五頭山 四ノ峰で敗退
天候       晴れ
気温       新潟
目的       春山登山
装備       冬山低山日帰
登はん用具  ピッケル
ナビ用品 GPS 地図 コンパス
防寒具 特に用意せず
雪上用具 Wストック
その他    通常装備
飲料  1.5L 残0.5L ポカリ500ml
握飯3個 ハイカロリーゼリー2個インスタント・ラーメン
残量 緊急食を除いてなし

コースタイム              事柄              備考
0615分 自宅出発
0645分 砂郷沢駐車場到着 誰もいない。(100m)
0652分 砂郷沢駐車場到発   やまびこ通り入口まで、除雪完了してある。
0721分 橋を通過 雪が腐っていて歩き難い。(210m)
0735分 見晴し台着 マンサクの花(310m)
0740分 見晴し台発   暑いので、半袖のTシャツ姿となる。
0835分 烏帽子岩着   随分と雪解けが進んでいる。この先トレースなし。(525m)
0840分 烏帽子岩発   ゼリーを一つ飲む。新雪が脛ぐらい。
0950分 八合目着 六合目から風が強く、カッターシャツにフリースを着る。(780m)
1000分 八合目発 一部ウインドクラストしている。下りに注意がいるかも。
1010分 五ノ峰着 風が強い。    795m)
1013分 五ノ峰発                                                                                                     
1020分 四ノ峰着    三ノ峰との鞍部、雪の状態に確信が持てない。(870m)
1022分 四ノ峰発    単独だし、付近に人もいないので引き返す事にする。
1123分 烏帽子岩到着。
1130分 烏帽子岩発。
1200分 橋を通過    二合目から下は夏道が多く露出していた。
1212分 腐れ雪に脚をとられながら砂郷沢駐車場到着。
1221分 砂郷沢駐車場到発
1300分 コンビニにより自宅着   

移動データ              GPSデータ
標高       スタート場所 砂郷沢 駐車場              112
到達地点 五頭山 四ノ峰    877
標高差           765
TP距離  総移動距離(GPSデータ)8.46km          
時間       移動時間(GPSデータ)  3:15             
移動平均速              2.6km/h          

参考

プロトレックといい、GPSデータ云い、高度が測量値と大きく違うのは、徐々に気圧の谷が近づいて気圧が下降傾向にあるためだろう。

概要

36日に深雪で敗退しているので、どうしても積雪期の内に行きたかったので、三ノ峰を目的地に出かけた。天候は、曇りで暖かい朝である。会社に忘れ物を取りに寄り出かける。順調に砂郷沢の駐車場に着いたが誰もいない。林道は、やまびこ通り入り口まで除雪が進んでいたが、その先は腐れ雪で歩き難いが、先週の二王子と同様でこんなもんか・・・と思う。砂郷沢を橋で渡ると夏道が顔をだしていた。融雪水が、夏道を流れていた。今日は気温が高いせいか、汗をかく。見晴し台で、半袖のTシャツ姿になる。マンサクの花が咲き始めていた。まだ、まだ小さいが春を実感する。雪が腐っているのと昨夜の降雪で、若干のラッセルと、場所によっては、キックステップで登る。前回あんなにラッセルで苦労した箇所もなんと言う事も無い。汗を拭き拭き烏帽子岩に着く。6日に来た時とはその姿は、全く異なっていた。ポカリスエットと、ハイカロリーゼリー水分&カロリー補給。少し休んだが、後ろから人が来る気配が無いのででかける。少し回り込みながら、右手の尾根に取り付いて、そのまま高度を上げていく。砂郷沢沿いでも歩けるような気がするが、尾根に上がり進んでいく。36日の敗退地点に近づいた。尾根は、まだ、上り続けているが、下降地点が判るので、上に登らずにトラバースする。案外急なトラバース斜面である。強引に斜面を横切り、下降地点に向かう。ブナ林が続いているが、それらしい尾根を探し忠実に登っていく。ここの場所はどうも、東北東に向かい小さな雪庇がでている。と、いうことは西南西の風がベースになるのか?小さいけれどあまり雪庇に近づかないようにクラストした斜面を選んでキックステップで登り高度を上げる。八合目の標識。少し立ち止まり、身体を冷やす。この先も雪が少し痩せた箇所が見える。ここからやや南へ進路が変わる。樹上から霧氷が溶け出しバラバラと落ちてくる。冷たいので首を亀みたいに引っ込めて歩く。痩せたピークも難なくこえて最後の急登を登り詰め五ノ峰に着いた。そのまま、四ノ峰へ向かう。短い急登を詰めると、小さなピーク四ノ峰である。さて、三ノ峰に向かおうと思うが、鞍部の雪と付近に人が居ない事に不安を感じた。ここで引き返す事にする。また、敗退だ。どうも、五頭山は相性が悪いようだ。

五ノ峰まで戻り、写真を数枚撮り下りの準備をする。烏帽子岩までの間のトラバース地点、痩せピークが、少しウインドクラストしていたのでストックをザックにくくりつけピッケルをだす。ところが、朝登った時とそれ程時間が経過している訳でもないのに、随分柔らかくなっている。多分、この暖かい風のせいだろう。樹上の霧氷は急激に溶けて、雨のようだ。かなりの数の人とスライドする。もう少しで、烏帽子岩だ。ここで、以前、勤務先にいた、K氏とスライドする。数分、立ち話をしたが、元気そうだった。ここから、烏帽子岩まではすぐそこ。烏帽子岩で再び、半袖Tシャツとなり、ピッケルをしまって、ストックをだす。お握りを口に放り込み水を飲んで、ハイカロリーゼリーを飲んで、少し休む。あっという間に、砂郷沢の橋まで戻るが、二合目から下は朝から比較してもかなり、夏道が出ていた。ドロドロなので滑らないように気をつけ、慎重に下る。その後、腐れ雪の林道を歩き、駐車場に付く。着替え、帰宅の準備をする。途中コンビニに寄り、素麺とビールを購入し、13時ちょうどに帰宅した。

また、目的地まで届かなかった。どうにも、五頭は悔しい山だ。

烏帽子岩から先はトレースが無かったが常にウサギの足跡がルート上にあった。ただ、兎も見通しの良い尾根上を移動しただけなのだろうが何か不思議な感覚だった。  


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