聖籠町・山倉小学校 総合学習支援 活動報告

 令和7年7月17日(木)、山倉小学校にて4年生を対象とした総合学習の支援活動を行いました。今年も、恒例となっている山倉小学校での生き物や水環境についての学習支援を実施しました。
 
今回は4年生2クラス、計48人の元気な児童たちが参加し、地域にすむ生き物と私たちの暮らしとの関わりについて楽しく学びました。

まず1時限目では、「この地域にはどんな生き物がいるの?」「生き物と自然はどうつながっているの?」というテーマでお話をしました。

アカハライモリ、アメリカザリガニ、オタマジャクシ、ガムシなど、実際に見て触れることができる生き物たちの展示も行い、子どもたちは興味津々。外来種との付き合い方や、生態系のバランスを守る大切さについても、実物を通して体感してもらいました。

 続いて2時限目は、水環境についての授業。
水はどこから来て、どう流れて、どこへ行くのか、そんな水の旅(水循環)について、身近な例を交えてお話しました。さらに、加治川の水や、ジュース・醤油・洗米水を1000倍に薄めた水を使って、水の汚れを調べるCOD実験にも挑戦!

 少しの汚れでも色が変わる試薬に「うわぁ!」「きれいな水ってすごい!」と歓声が上がり、自分たちの生活と水環境のつながりを実感してもらえたようです。


 身近な自然や水とのかかわりを学んだこの授業が、子どもたちの心に残り、これからの暮らしの中で環境を大切にする意識につながっていくことを願っています。


▲1限目・アカハライモリなど見ました。 ▲2限目・ジュースのCODはどれくらいかな?