東豊小学校の総合学習の支援
~五十公野公園・渓流ひろばで水辺の生き物さがし~


 令和7年7月4日(木)、夏の気配がただよう暑い一日。東豊小学校2年生の97名が、五十公野公園の渓流ひろばで、水辺の生き物を探す自然学習を行いました。
子どもたちは6〜8人のグループに分かれ、網とバケツを手に、元気いっぱいに出発!


活動場所は、公園内の3か所:
①森林館近くの水路 ②ざりがに池 ③陸上競技場わきの土水路。
それぞれに、どんな生き物が隠れているのか、みんな目を輝かせて探しました。

-🌼 森林館側の水路-
すいすいと水面をすべるアメンボを見つけて大興奮!「つかまえた!」と声があがるたび、まわりから拍手も。

-🌿 ざりがに池-
よし原の広がる探検ゾーン。アメリカザリガニの子どもを見つけて「いたー!」と大喜び!網の柄が曲がってしまうほど夢中で追いかけました。

-🐟 陸上競技場側の水路-
ヨシノボリやイトトンボのヤゴなど、水の中に隠れる小さな生き物たちにそっと近づき、やさしくすくい上げる姿も見られました。

-🌟 見つけた生き物たち-
ヨシノボリの赤ちゃん、タモロコの仲間、銀フナ、アメンボ、アメリカザリガニ、イトトンボのヤゴ、ハシリグモ、ウシガエルのオタマジャクシを捕まえることができました。

一見静かな水辺でも、目をこらしてみるとたくさんの命が生きていることに、子どもたちは気づき、学び、そして楽しんでいました。
▲🌼 森林館側の水路 探検 ▲🌿 ざりがに池 探検
▲🐟 陸上競技場側の水路 探検 ▲今田隊長と若月理事による生き物の話


 みんなの休息所とした木陰ではカブトムシがみんなを歓迎するように現れで自然の状態で樹液を吸う様子なども観察することができて、「また来たい!」という声があちこちから聞こえてきました。

自然とふれあう体験は、子どもたちの感性を豊かにしてくれます。楽しく、そして学び深い一日となりました。

▲悠々と木を闊歩する カブトムシ ▲ゆったりと樹液を吸う カブトムシ 
調査者:若月ら(相馬、田代、今田)