東小学校 総合学習支援活動(その2)
~五十公野公園で生きもの観察~

 令和7年5月29日(木)、新発田市立東小学校3年生47名を対象に総合学習支援活動の第2回目として、升潟アヤメ園内において生き物観察活動を行いました。

前回の学習では、ザックとした生き物に関する話を聞いてもらいましたが、今回は実際に身近な場所にどんな生き物がいるのかを探してみる体験学習です。園内の水路に網を入れて、生き物を捕まえてみました。

児童たちは、「いた!」「いない!」「捕れた!」「逃げた!」と歓声が響きます。すばしこい生き物たちをうまく捕まえるのは難しいものの、徐々にバケツの中に成果が集まりました。

約40分間の活動の結果、さまざまな生き物が見つかりました。中でも特筆すべきは、特定外来生物であるミドリガメの幼体の発見です。近くに親がいる可能性も考えられます。また、サンショウウオやスナヤツメ、ウシガエル、イボガエル、ドジョウ、ヤゴ、アメリカザリガニなども確認されました。残念ながら今回はヨシノボリの捕獲はできませんでした。

一見何もいないように見える場所でも、実はさまざまな生き物たちが静かに、そしてたくましく生きています。子どもたちにとって、そうした自然の中の発見が多くの学びとなってくれたことと思います。

この活動は、次回の「米倉のビオトープ」での総合学習支援活動(その3)へと続いていきます。


▲水路には何がいるのかな ▲みんなで網を入れてみよう