令和7年5月20日(火)、三市北蒲原郡地区理科教育センターの主催で、小中学校の理科の先生たちを対象にした「生き物調査の学習」についての研修が行われました。
今回の研修は、普段なかなか水辺の生き物とふれあう機会の少ない先生方にとって、まさに“自然との出会い”の場。加治川ネット21の皆さんのサポートもあり、五十公野公園のあやめ園で実地研修を行いました。
あいにくの小雨模様ではありましたが、そんな天気もなんのその!レインコートを羽織って、みんなでいざ出発!✨
園内の水辺には、今では珍しくなった絶滅危惧種のメダカや、準絶滅危惧種のスナヤツメ、ほかに愛らしいヨシノボリの姿が見られました。
さらには、毎年姿を見せてくれるトウホクサンショウウオの幼体も発見!これには大人の先生たちも思わず歓声を上げるほど。
他にも、シマドジョウが流れのある水路に元気よく泳ぎ、マツモムシやヒメゲンゴロウも登場!
さらに、シオカラトンボのヤゴや、食用蛙のオタマジャクシ、そしてザリガニたちも次々と顔を見せてくれました。
気温が低かったこともあって生き物の動きはやや控えめでしたが、それでも十分に収穫あり!
先生方は実際に生き物を観察しながら、子どもたちの好奇心を引き出す授業のヒントを得られた様子でした。
今後は、この体験を活かして、教室の中だけでは学べない「命のふれあい」や「自然の不思議」を伝える授業が広がっていくことでしょう✨
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