令和7年5月13日(火)、新発田市立東小学校で、3年生を対象にした総合学習の授業が行われました。今年は47名の児童が参加し、「身近な生き物と水質について」をテーマに、講師の先生方のお話と実験を通して楽しく学びました。
例年は4年生が対象となるこの学習ですが、今年の4年生は別の内容を学んでいるため、3年生が初めてこの授業にチャレンジしました。
児童たちは事前に学校のまわりで生き物観察に取り組んでおり、当日はその経験をふまえて、講師の藤田先生から水辺の生き物や自然と人との関わりについてのお話を聞きました。スライドを使いながら、生き物のすみかや特徴、在来種と外来種のちがいなどを、わかりやすく教えていただきました。
続く2時間目は、水の環境についてのお話です。相馬先生が講師となり、私たちの生活と水のつながりについて、やさしく説明してくれました。水はどうやって流れていくのか、生活排水が自然にどんな影響を与えるのか、みんな真剣な表情で聞いていました。
そして、いよいよ実験の時間です! 家庭の生活水をうすめたものを使い、特別な試薬で水のよごれ具合を調べます。試薬を押して水を吸い込むのが少しむずかしい様子でしたが、色が変わっていく様子に「おおー!」という声もあがり、楽しみながら学ぶことができました。
身のまわりの自然や水を大切にする気持ちが育まれる、すてきな学びの時間になりました。
|