令和7年3月8日(土)15時から「下興野集落開発センター」で開催された「第5回古太田川のお話会」(早稲田大学デザイン研究室主催)に参加しました。
会場には、地元から大勢の方々と小学生も参加していました。当会としては4名参加しました。
早稲田大学デザイン研究室では、令和3年から古太田川(周辺集落を含む)について学生さんが、現地調査を行い、古太田川を題材にした成果をについて地元の方々に対して発表しました。
お話し会の流れとしては@「これまでの活動」、Aブックレットの紹介、B「お話し1(福島潟の4集落における水路の利用と管理)、お話し2(古太田川の実践プロセスと将来の風景提案)D意見交換で進められました。
発表では、川の水温に着眼しサーも付きカメラで川底を撮影して藻付近の温度が高いので湧き水があるのか否かの研究や、阿賀野川水系の各集落について資料を参考に古太田川ならではの川の維持管理の違いを調査したものなど学生ならではのユニークな着眼点での研究内容でした。
当会は毎年佐々木小学校の児童と一緒に行っっている古太田川の生き物調査のデータを提供させていだきました。地元では、早稲田大学の学生さんも発表を聴き、古太田川暮らしが灯台下暗しで当たり前過ぎて気づかない新たな見方と考え方を与えていただきました。
成果品としてブックレット(小冊子)「自然と人がつくる 古太田川の風景 カワドのある暮らし」作成し集落全体に配布とのことでした。

意見交換では、「古太田川等では鯉が増殖して生態系を壊しているように見える。
どうしたら良いか?」
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「鯉は目立つ。全体的な多様性があれば良い環境では」と言った意見がありました。
古太田川に興味を持ち、下興野に学生さんが来てくれ事で、地元も地域に目を向けるようになり、お互いに交流するようになって、良い関係になっていると感じました。今後もこのような関係が続けば良いと思うし、他の地域でも学生さんが興味を持って来てくれる事を願っています。 |