2005年6月7日 |
コースタイム 0320我が家発 0514大日杉小屋着(朝食) 0550登山開始 0611ザンゲ坂 0635長の助清水 0647御田 0757地蔵岳 0928御坪 0938御沢別れ 1035切合小屋 1100草履塚 1123御秘所 1134御前坂 1155一ノ王子 1200本山小屋 1210飯豊本山山頂 1225〜1245本山小屋(昼食) 1301御前坂 1309御秘所 1325草履塚 1337切合小屋 1423御沢別れ 1427御坪 1530地蔵岳 1611御田 1615長の助清水 1631ザンゲ坂 1645大日杉小屋着 1658大日杉小屋発 1851我が家着 |
飯豊本山、山形県大日杉から単独日帰りで登ってきました。 家から目的地まで車で約2時間かかる為、早朝に出発する。 飯豊町の中津川集落入り口で車を止めさせられた。 この時期はいつもの事で、渓流釣りの遊漁料金を徴収しているようだった。 「登山です」と云ったら通してくれる。 大日杉小屋に着くと、平日のためか登山者も誰もいない。 出発準備をしているとブヨが、たくさんまとわりついてくる。エアーサロンパスをザックや帽子に一吹きすると、一時的にブヨは居なくなるが、すぐにやってくる。常に動き回っていれば刺される事はなかった。 登山道は所々、残雪が道を覆っていて夏道は消えていた。 でも雪のない所はいろいろな花が咲き、お花畑である。 しかし休憩を取る度に、ブヨの大群が攻めてくる。ブヨには虫除けスプレーは効果がなかった。持ってきた虫除けの網を頭から被り、腕カバーを付け、帽子やザック、ブヨに向かってエアーサロンパスを吹き付ける。一時的にブヨは居なくなるが、又すぐに寄ってくる。 ゆっくりと休憩はしていられない。 目洗い清水は残雪の為確認できなかった。御坪付近にはダケカンバ林がある。この場所はとても雰囲気の良い所である。 とくに本山御前坂方向はとても眺めが良い。 切合小屋近くの雪渓で軽アイゼンを付ける。この雪渓のトラバースはいつもルートを間違う、 種蒔山方向に行ってしまうのだ。標識を打ちながらなんとか主稜線に」たどり着く。 ここで初めて登山者と会う。 本山小屋で一泊してきたという、福島の単独登山の方だった。お話を聞くとかなりの強者のようだ。 大日岳を見ると瞬く間にガスが係り見えなくなる。飯豊本山もガスが係ったり晴れたりの状態。 天気が崩れてきているようだった。 ガスの晴れ間でなんとか写真を撮る。 本山小屋はトイレが新しくなっていた、水洗トイレのようであるがなぜか冬用と夏用に別れていた。 本山山頂からは烏帽子岳方向が見えたが、すぐにガスが係ってしまう。大日岳はガスで見えない。 しかし雄大な風景である。 只一人でこの風景を満喫する、何度来ても飯豊は本当良い。 しかしここにもブヨが居た。 登り始めから山頂迄ずっとブヨとお供であった。そして誰もいない本山小屋で昼食、やっとブヨから解放されほっとする。 昼食後小屋の外に出たら再びブヨが待っていた。そしてブヨとお供で下山する。 家に帰り、見たら7カ所ブヨにやられていた。完全防御のつもりでいたが隙間から進入してきて刺されたのだ。飯豊のブヨに刺されたら、1週間くらいは赤く腫れてとても痒い。今回の登山はブヨとの戦いでした。 |
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