天気予報で明日は晴天になるとのことで、単独で大�ｰ尾根を本山まで行く事を前夜に計画する。
大�ｰ尾根は下山に2回利用していたが登るのは初めてである。　前の晩に折り畳みＭＴＢをトランクに積む込んだ。飯豊山荘からダムまでの林道に使用する為である。　コンビニで昼食を買い、まだ真っ暗の中出発する。飯豊山荘付近の駐車場には車が数台駐車していた。夏の混雑期には車が満杯なのに今の時期はあまり登る人が居ないようだ。　登山届けを出しＭＴＢでゲートの横をくぐり抜ける。　ＭＴＢの林道走行は快適である。歩くと40分は要するところ15分位でダム迄行ける。　林道終点でＭＴＢを木にくくりつけ準備をしていると登山者が一人やって来た。飯豊本山日帰りとのことで、お話をしていると　今朝家の近くのコンビニで買い物しているときに、隣に居られた方で、それも 同じ町内ですぐ近所でした。偶然の一致で、一緒に登ることになる。その方は２度ここから日帰りで登ったことがあるとのこと。檜山沢の橋を渡り長い急登を登って行く。　天気は晴天で、飯豊の稜線が綺麗に見える。高度が上げるにつれ、紅葉がとても美しくなってきた。下山者も登る方も居らず、我々だけである。　下の沢にはまだ雪が残っている所があった。今年は消えないまま、新雪が積もるのではと思う。　岩場のアップダウンがいくつも続き、ようやく飯豊山山頂につく。　山頂には誰も居らず、我々２人のみ。　360度の大展望を堪能し本山小屋に向かう。　この時初めて単独登山者に会ｌった。　小屋に着くと管理人の二瓶氏が只一人居られました。　ここで昼食　二瓶氏からサラダをご馳走になる。先ほど会った単独登山者も小屋に来た。　弥平四郎口から登りやはり日帰りとのこと。　ここで１時間ほど休憩してから、同じ登山路で下山を開始する。いつも思うのだが、日帰りはもったいない。出来れば一泊したい。 宝珠山付近で、単独登山者が登ってくる。御西小屋泊まりとのこと。この時期の飯豊は厳しい「きおつけて」と言葉を掛ける。下山時は太陽が西方向に見え、ブナの木の葉やモミジの紅葉がいっそう引き立つた。岩と緑、黄、赤の葉のコントラストがとても綺麗だ。　辛いアップダウンを繰り返し、ようやく吊り橋に付いたとき二人で握手して別れた。その方は林道を先に行かれたが、私がＭＴＢですぐに追い越し、先に飯豊山荘駐車場に着いた。このコースは最初から見晴らしが良く、ｱｯﾌﾟﾀﾞｳﾝの疲れも自然の風景が癒してくれ、静かでとても良いコースです。