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月岡温泉のお湯
何故「美人(美肌)になれる温泉」か
1)血管拡張作用
= 食塩含有のため高い保温力を持つのと、ガス成分である硫化水素が肺や皮膚から吸収されることにより、血管が毛細血管に至るまで拡張し、体の隅々まで酸素と栄養分を運び、老廃物の排出がスムーズにゆくため。
2)毛細血管復元作用
= 皮膚から吸収された硫化水素が、皮膚の下の結合細胞に入り込み、その細胞を活性化し、血管造成作用を高め、免疫機能も向上させるため。
3)水分除去作用
= 食塩の浸透圧により、タンパク質や電解質はそのままに、むくみや水泡などの体に不要な水分を、皮膚の外に放出させ、張りのある肌にするため。
4)全身リラックス作用
= 広い浴槽による開放感に加え、食塩の作用により、より高い浮力が加わるため、手足の力を完全に抜くと、ふわりと浮いてくるような感覚になり、この超リラックス感が、α波の増加、血中ホルモンの安定、血行促進、免疫力の向上を生むため。
大体、医学的に言うとこんな所だそうですが、この他にも表皮の角質を柔らかくする作用があるとか、風呂上がりに皮膚にヌメリが残って潤いのある肌になるとかの話がありますが、基本は
『温泉は病を治すのではない、病人を癒やすのだ』
という言葉につきると思います。詳しくお調べになりたい方は、以下の文献をどうぞ。
⇒ 参考文献: 『温泉の医学』講談社学術新書、 『温泉の文化誌』丸善ライブラリー、『温泉でなぜ人は気持ちよくなるのか』講談社+α新書、他
◆月岡温泉の効果的な入浴方法◆
かけ湯:
人間の体というものはデリケートなもので、急激な温度変化を嫌います。急に熱い温泉に入ったりすると、皮膚の末梢血管が急激に拡張して血流が増大し、脳にまわる血液が足りなくなるためクラッとします。入浴前には必ずかけ湯かシャワーにより湯の温度に体をなじませましょう。
入浴:
入浴回数は一日3回位が適当で、1回入浴したら少なくとも2時間は間をあけて下さい。これは1回の入浴によって、呼吸、脈拍、血圧、内分泌機能などが変化し、入浴前の状態にもどるために必要な時間です。入浴姿勢は、体全体を水面上と一体化させるようなリラックスな姿勢が最適です。
部分浴:
高血圧、心臓の弱い方は部分浴をおすすめします。部分浴には腰湯、足湯、歩行湯などがあります。腰湯や足湯は温熱と水圧の作用で入浴部分の血流を改善し、下半身の血行不良に効果があります。歩行浴は温泉部分浴と運動療法の併用になり、お湯と水を交互に利用するとなお効果的です。
〜月岡温泉観光協会『湯美人』(廃刊)より
※注意※
金属類、金(18K以下)、銀などを、月岡の温泉に浸しますと、温泉の成分と反応して真っ黒に変色いたします。時計、指輪、貴金属、などは浴室内に持ち込まないように、お願いいたします。
月岡温泉の概要
◆
泉質
:食塩含有硫化水素泉 ◆泉温:50℃ ◆湧出量:毎分800リットル
◆
効能
: 硫化水素泉に食塩が入っているという、非常に珍しい温泉のため、保温力と皮膚の新陳代謝を高める作用が強く、温めると良い病気(腰痛、肩こり、リュウマチなど)や、皮膚関係の病気に効果があり、特にその美肌作用の強さから、「美人になれる温泉」として親しまれている。
◆
歴史
: 大正元年にその頃越後で盛んだった油田開発のブームに乗り、小規模業者達がこの地にボーリングを行うが、石油はほとんど出ず、温泉のみが出た。その中の本間周三郎という人のみが、この温泉に目を付け、湯治場を作る。その後、この温泉の良さに鉄道の開通も相まって、鍋釜、米、野菜を持って湯治に行くという時代が長く続くが、昭和30年代に各旅館に湯を引くようになり、現在に至る。「新潟の奥座敷」と呼ばれ、一時期は多数の芸妓がおり、「芸妓ドラフト」などのユニークな制度で有名になった温泉街だが、現在は家族やグループ旅行のお客さんが目立つようになってきた。
〒959-2338 新潟県新発田市月岡温泉530
電話(0254)32-2409 Fax(0254)32-2328
電子メール:yunoyado@inet-shibata.or.jp
制作・著作:月岡温泉 湯乃宿こばやし
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