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○広沢タダシを聴いてきた 先日、大阪出身のシンガー・ソングライター、広沢タダシのライブに行ってきました。 開演20分前に会場に入ると、座っているのは5名のみ。新潟は初めてということだし、無名で関西出身となると、仕方ないかな?という感じ。始まる頃には11名になり、ようやく15分ほど遅れて開始。こんな時、骨のあるミュージシャンは「よーし!今日来ているお客さんを大満足させてやる!」と気合いが入るものだそうで、お客さんもその気迫に負けないようにノッていかないと駄目なんですよね。昔、出演者2名、客席2名というライブに行った時、たった4名とは思えないくらい大騒ぎしたことを思い出しました。店長からあきれられるくらい。あの時は楽しかったな〜・・・。 そして、ギター1本抱えて登場の広沢タダシ君。第一印象、細い!。鉛筆とかポッキーとかのあだ名をもらっているだけのことはある。しかしこの細身からかなりの声量で『アイヲシル』から歌い始めます。気合いが入りまくりのアップテンポの3曲に続き、ニールヤングの『孤独の旅路』風のスローナンバー『ブルー』へと。ギターも上手い、声もなかなか良い。しかし大阪出身にしては話が面白くない。ま、これは慣れや個人差も大きいし、もしかして新潟では話が長いと嫌われるという情報を聞いてか知らないが、「もっとオモロイ話せんかい!」という声を押し殺して聞き続けました。そして前半終了。振り返るとお客さんも増え、21名に。少しはライブらしくなってきた。 そして後半。いきなりピアノで『ハミング・デイ』から。お母さんがピアノの先生というだけあって、なかなか上手い。次からまたギターに戻り、テレビ番組のエンディングでも使われたという『スーパースター』などが唄われます。しかし、何だこれ?と私が思ったのは『夢の中で君が泣いてた』というアップテンポな曲の時。最初から手拍子で乗れそうなのにアクションなし。「ラ・ラ・ラ・・・」の部分を一緒に歌うのかな?と思えばコール無し。変なところで「オーイェ」のコールや手拍子の要求・・・。ちょっとコイツ合わないな〜と思っていたが、極めつけは最後の曲『サフランの花火』。「1番と2番を聴いて3番の繰り返しの部分を一緒に唄いましょう」ときた。地元関西では結構有名な曲らしいが、初めて聴く曲で、その部分がまた長い。覚え切れません。それでも若い子が何名かちゃんと唄っていたので、熱狂的ファンがいるのはわかったが、すごい無茶ブリをするミュージシャンだな〜と、ちょっと引いた。 それからアンコール。私もお付き合いで拍手しましたが、もう腰が引けています。ライブの出来としては上出来だったとは思うけど、ソロじゃなくて、バンドのボーカルでやったほうが彼の声は生きるかな?というのが率直な感想。 それと、気になったのは、演奏前後や中休みにずっとギルバート・オサリバンが流れていたこと。彼の趣味らしいが、私の感覚としては「君の目指すのはギルバート・オサリバンじゃなくて、ニール・ヤングじゃないか?」。それほど甘い声でもないし、歌詞の内容もそう。会場に来ていた熱狂的ファンの若い子には受けていたが、それ以上のファンを獲得しようとしたら、難しいと思う。甘さでは昨年同じ会場で聴いた工藤慎太郎君に絶対勝てない!もっとゴツゴツとした歌を唄って欲しい。何せ私の大好きなリクオとセッションしたことがあるくらいのミュージシャンなのだから!・・・また新潟に来ると言っていたが、次回行くかどうかは・・・微妙だな〜。 |
| (2008年5月30日記載) |
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