○中孝介に酔いました

先日、『花』でお馴染みの奄美大島出身の男性歌手・中孝介のライブに行って来ました。なかなか素敵なライブだったのでちょっくら書かせていただきます。

場所は、普段は全員立ち見でロックやヒップホップ、ダンス系のイベントの多い『新潟ロッツ』。ここにパイプ椅子を並べて約250席。おじさんにはありがたい心配りでした。若いアベックや女の子も多かったのですが、年齢層は結構高め。

まず、中孝介が期待通り『花』をアカペラで歌い始めます。♪もしもあなたが雨に濡れ・・・♪この段階で中孝介にハートをがっちり捕まれた感じ。さすがです。やがてピアノ、ギター、パーカッションも加わり、前半は『それぞれに』や『サヨナラのない恋』などのスローバラード中心の演奏。何と言うか中孝介号という大きくてやさしい船に乗って穏やかな東シナ海を進んでいるという感じ。1曲歌い終わる度にその余韻に浸っていたくなって、拍手するのが勿体ないくらいでした。途中のしゃべりでも「僕の唄の種を(みなさんの心に)まいて、そしてみなさんからたくさんの水や栄養を与えて欲しい」というなかなか素敵なメッセ−ジも届けられ、雰囲気は最高。

後半は『ゴーイン・オン』などの多少アップテンポの曲も演奏され、昔新潟でライブをやった時、CDが2枚しか売れなかった苦労話や、近所の女の子が♪大地を深く踏みしめて♪を♪・・首締めて♪と歌ってしまうという楽しい話も披露され、結構盛り上がります。そしてこのツアーのために用意したという『ラ・ラ・ラ』が演奏されます。これは題名を聞いた段階で「一緒に歌うんだ」とピンとくる唄で、言われる前から私は一緒に歌っていたのですが、さあ一緒にとなった時に、新潟のお客さんはパラパラしか歌わない。大声で歌い始めた私も思わず声を落としました。いや〜10年前、お客さん30人くらいのイベントで、声を出しているのが私一人で、「えらい所に帰ってきたな〜」と思った恐怖の?体験を思い出しました。しかし今回は250人も居ますんで、どうにか形になりましたが、中孝介君の「新潟が一番大きな声で・・・」というお世辞には思わず「関西やったら思いっきり大合唱やがな!」というツッコミを心の中で入れてしまいました。

演奏は『種をまく日々』で一旦終わり、満場一致の大拍手の中、アンコールへ。1曲目は昭和歌謡曲の名曲をやりますとのことで「ん〜・・・美空ひばり?五木ひろし?」と思った私でしたが大ハズレ。イルカで有名な『なごり雪』でした。『なごり雪』を昭和歌謡曲と呼ぶか〜と世代格差を感じる中、唄は始まりますが、これだけは中孝介君に合ってないみたい。フォークソングはあっさり歌わないとね〜・・・。

そして最後は『家路』。♪ここに戻っておいで〜♪というメッセージをしっかりと受け取りました。この次に会う時はもっと大きなホールだろうし、バックも大掛かりになるのだろうけれども、必ずこの場所に戻ってきたい!と決意した私でした。・・・週末は無理だけど。(2008年3月21日記載)

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