○荒れる同窓会
何十年ぶりに出会う同級生、変わらぬ顔、全然わからなくなった顔、若かりし頃の失敗が笑い話となり、初恋のときめきがよみがえり松ぼっくりに火が・・・なんてことを想像しちゃったりしますが、荒れる同窓会ってあるんですよね。そんなお話を3つほど。
その1。その同窓会は午後6時頃から始まりまして、それからほんの30分ほどした頃、フロントに上気した顔をした男の方が飛んでこられまして、「タクシーを○○町までやってくれ!俺は帰る!」するとその方の背後からまた別の男性が来られ「おめー(お前)は、昔と変わんねねっけ!また逃げるんろか!」と叫び、あわや取っ組み合いの喧嘩か!という寸前で他の方達が間に入って、ロビーの椅子に座らせ、まずはお話し合い。そこで「何年ぶりで会ったのに、どうして仲良くできないの・・・」と女の方が涙ながらに説得し、約30分ほどでその方達は宴会場へ帰って行かれました。ま、それで収まったかと思ったんですが、夜の10時頃に再びその男の方がフロントに来られ、今度は小声で、「やっぱり帰るすけ(帰るから)、タクシー呼んでくれ」と言われ、早速お呼びしまして、そっとご帰宅なされました。それから30分程後、幹事の方が来られまして、朝食を1人前減らしてくれとのお話を頂きましたが、その後ろで先程の女性が、泣きはらした顔をされておりました。翌朝は何事もなかったように、皆さん元気に帰って行かれたそうですが・・・
その2。その同窓会はたいそう賑やかで、宴会場の中で何が起こったのか全然わからなかったのですが、宴会後片づけに入った仲居さんから「血だらけのタオルがある」という連絡をもらい、見に行くとホントに真っ赤なタオルが1枚。これは救急車レベルのことになるのではと思いましたが、宴会後はお部屋で静かにされていました。そして翌朝、顔を腫らした男性と右手にタオルを巻いて現れた男性が・・・しかし仲良く並んで朝食を召し上がっていかれたということで、「酒さえ飲まなきゃ良い人なのに」という2人だったみたいで・・・。
その3。その同窓会、宴会開始早々、1名だけ機嫌悪そうに部屋へ戻って行かれました、するとものの10分ほど後にお部屋から電話。「血が止まらない!」。すぐに仲居さんに行ってもらうと、頭から血を流した男性が1名。どうやら部屋の机に頭をぶつけたらしいのですが、その傷がかなり大きく、結局救急車をお呼びして病院で何針か縫って帰ってこられました。しかしその救急車に乗せた後、幹事さんがポツリ。「あいつ、目立つためなら何でもやったしな・・・」久しぶりの仲間の前で、ついやりすぎたの?(2002年2月1日記載)


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