○『湯の街バンド』世紀末コンサート
 
 2年ほど前のことだったでしょうか、『小川電気』の専務さんが当館のスナックにギターを持ってきて、『ホテル杉本』の社長さんや『すし駒』の若大将らと70年代フォークを歌いまくって、「いつか月岡中の音楽好きを集めて、歌いまくろう!」などと気勢を上げていたのは・・・それが昨年の夏頃から盛り上がり始めまして、ついに昨年12月27日、『スナックぱんちゃん』において、『湯の街バンド世紀末コンサート』として結実いたしました。30代から40代の『元・若者』いや気持ちは今でも若者の人々、延べ30名ほどが集まりました。約3ヶ月ほどの間、杉本さん曰く「指らか火が出るほど」ギターやキーボードや歌の練習をした面々が、『かぐや姫』や『吉田拓郎』や『井上陽水』なんかを歌いまくりました。午後7時過ぎから始まりまして12時頃に終了。4時間以上も盛り上がりっぱなしという異常とも言えるパーティーでした。それほど月岡温泉街に住む人々に鬱積するものがあったのでしょうか。で、かく言う私は、アフリカの民族楽器『カリンバ』(地域によっては、ンビラ、チリンバ、サンザ、リンペケとも言う)という親指でキーをはじき、ポロンポロンと音を出す楽器 で、現在の南アフリカ共和国の国歌にもなっている『コシシケレリ・アフリカ(アフリカに祝福あれ)』を演奏して、お茶を濁させていただきました。
 と、これだけならば「素敵な思い出でしたね」で終わりなんですが、杉本さん以下主催者が真っ青になる事件があったのです。その悲劇は『スナックぱんちゃん』のカウンターの片隅にひっそりと座っていた赤沢さんのお子さんとお友達をステージに上げてしまったところから始まりました。高校生の彼らは実は現役のストリートミュージシャンだったのです。彼らのレパートリーである『ゆず』の曲が始まると、場内はシーンと静まり返り、次の瞬間女性陣の黄色い声援が・・・楽譜を見ないんでテンポは良い、ギターは間違えない、その上コーラスもバッチリ。その時の状況たるや・・・、もうこれ以上は書けません。そしてそこには杉本さんの打ちひしがれた顔が・・・「俺たちは奴らの露払いだったのかよ」と。しかし彼らが帰った後、気を取り直して再び、いやその前以上に無理矢理盛り上げました。特に盛り上がったのは杉本さんの『好きだった人』(かぐや姫)の替え歌。参加した人々全員だけでなく、月岡温泉の有名人、ホテル泉慶の社長さんや当館のカズシゲ社長まで、「♪カズシゲって人〜、噂通りの○○なのよ〜♪・・・」などと次々と俎上に乗せ、場内を爆笑の渦に巻き込みました。 まあ、とにかく楽しく終わり、またやろうということで解散いたしましたが、次回からは『R指定』(未成年者入場禁止)でやる予定だそうです。はい。(2001年1月19日記載)

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