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○温泉好きな人々 先日、お泊まりのお客さんが10人もいないくらい暇な日(稲刈りが始まるとウチはスッゴク暇なんです。頑張ってきて来て下さいね)のお昼過ぎに、パジャマにスリッパ履きのおじさんが、「風呂だけ入れてくれ」とやってきました。聞くと、お隣の新発田市の某病院から抜け出して温泉に入りに来たとのこと。1時間ほどゆっくりとお湯につかられて、「おぅ、夕食に遅れる」とか言いながら、自動車を運転して帰って行かれました。そしてその翌日にはお仲間も連れてこられました。その病院から当館まで車で片道約30分。看護婦さんの目を盗み、大急ぎで車をとばして温泉に入りにくるとはありがたいなー、などと思っていたのですが、昔はもっとスゴイ方が居られたそうです。 そのおじさんも新発田市の某病院に入院されていたそうですが、そこを抜け出し、ちゃんと着替えて当館へ。そしてその方はなんと、お泊まりで、芸者さんを呼んでのドンチャン騒ぎ。1席(1時間半)で終わるかと思いきや、夜の9時過ぎから延長で、終わったのは何と11時前。それからまだ芸者さんを連れてラーメン屋へ行き、カラオケ・スナックにも行ったそうです。実にお元気で、誰も入院患者だとは気づかなかったそうですが、翌朝は実に病人らしく顔面蒼白で、朝食にもほとんど手をつけず、フロントへ来て一言「お金持ってきていない。」そして、ラーメン屋さんやスナックもお金を払わずに貸しでやってきたとのこと。仕方なくお宅へ電話すると息子さんが飛んできました。そこで初めて内臓疾患で入院されていることが判明し、病院へ強制送還されたのですが、その後聞くところによると、その日の御乱行がたたり、3ヶ月の予定の入院期間が実に倍になってしまったとのこと、いくら温泉が体に良いといっても、お酒を飲んでドンチャン騒ぎでは逆効果です。え?そのおじさんは『温泉好き』ではなくて『芸者遊び好き』だろうって?んー、その可能性は否定できない・・・。本当に体 に悪いような『温泉好き』は1日に何回も何回もお湯に入って、脱衣場でついにダウン。で、救急車で運ばれるような人。そんなおじいさんも確かにいました。おじいさんは病院に着いてからピンピン。おばあさんは平身低頭あやまりまくってました。ま、「過ぎたるは及ばざるが如し」ということで、お気をつけ下され。(2000年9月15日記載) |
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