竹と竹かんむり         TOSSランドはこちら

「竹」のあるページを練習した後言いました。
「竹のつく漢字はたくさんあります。そのときはちょっと横につぶれて
こんなふうになりました。」と言って「竹かんむり」を書きました。
 そのあと、用意しておいた漢字のカードを黒板に貼りました。

 みんなが掃除で使っているほうきはここが竹で出来ています。「ほうき」という漢字がこの中にあります。どれだかわかる?と聞いたらみんなの指が「箒」という漢字を指すじゃないですか。「えーわかるの?」と本心驚きました。
「だって、箒の棒がかいてある」なんて言うじゃないですか。そのうち興奮した子ども達が出てきてみんなで「箒」のカードを手でたたいて、「これだよ」と大騒ぎ。

 「じゃあ、この中にこれがあるんだよ。」と言ってリコーダーを見せました。
「昔の笛は竹で出来ていたんだよ。」と言ったら、また、みんながそろいもそろって「笛」の漢字カードを指で指すじゃないですか。
 えー、と岡の驚きは恐ろしさに変わっていきました。
「だって、笛に見える。」と口々に言うのです。それが一人や二人じゃなくてみんなで「笛に見える、見える」と訴えるのです。

 今度は「筆」を見せました。同様に聞いたら、やっぱり子ども達の指は「筆」を指すのです。挙手させたら、みんな「筆」に手を上げました。なんだかこの子たちの頭はどうなっているんだ!とびっくりしました。
 同様に「算」も当てました。数え棒を30本くらいまとめてゴムで縛ってあったから
「算」に見えたのかなあ。「算木」の話もしました。

 「はこ」が唯一3人だけ「答」の方に手を上げましたが、「箱」が残りの31人です
から相当当たっています。

「答」は難しかったので、「笑う」かまたはかえって「竿」(さお)・「筒」(つつ)あたりの方が読めるかもしれません。    

(TOSS相模原 岡 惠子)