春といったら何といっても桜ですね。学校の入学式の頃に咲く花です。
 桜という漢字は本当は「櫻」と書きました。
 漢字ばらばら作戦で見ていきましょう。ばらばらにしたら1年生で習います。
 「木・貝・貝・女」です。
 木はもう分かりますね。貝が二つ付いているという所に何か秘密があ
りそうです。この貝二つ分はいったい何を表しているのでしょうか?

ア、貝は二枚で一つの貝になる。春に美味しくなる貝の事。
イ、貝がらでつくった首飾りのこと。
ウ、ピンク色の桜貝のこと。

 分かりましたか?女の人が身に付けるものです。きれいな貝の首飾りの
ことでした。首飾りのようにお花が木をぐるっととりまいて咲くさくらのことです。
 今では簡単に「ツ」と書いています。「ツ」は何だかさくらの花びらが散っている
ように見えませんか?そして、桜には女の人が似合いますね。

参考 「桜」は中国では「ゆすらうめ」のことです
 参考文献  学研漢和大辞典
(TOSS相模原 岡 惠子)
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