立冬  (11月7日ごろにするお話。)      TOSSランドはこちら

 
立冬という言葉を知っていますか。
 季節の変わり目を表している言葉です。では、それは、どことどこの変わり目でしょうか
 イ、冬と春の変わり目
 ロ、秋と冬の変わり目
 ハ、春と夏の変わり目

「冬」という漢字が使われているから、「ハ」はないって。さすが。漢字をお勉強しているだけあるね。では、「イ」と「ハ」、どっち?

答えは、「ロ」です。だいたい、11月7日頃です。

さて、「冬」という字の上の部分は、体のある部分と関係があります。それは何処でしょうか。

それは、足です。成り立ちの絵を見てください。冬の上の部分は、下向きの足の形を表し、「下る(くだる」)と言う意味があります。



では、下の「てんてん」は、何を表しているでしょうか。冬に関係のある物です。
水?雪?つらら?氷?そう、「氷」です。
氷の凍る時期に向かうと言う意味から、「冬」という漢字ができました。

「立」という漢字は、人が手と両足を広げて地上に立つ姿をあらさしています。そこから、
「立」には、「はじまる」という意味もあります。何か行動をはじめるには、まず立たなければなりませんものね。

と言うわけで、「立冬」は、冬のはじめなのです。
         
(サークル夢さゆり 石山弘子)