「立春」
さて、2月4日は立春です。その立春にまつわるお話です。
2月4日は、立春と呼ばれています。
たつ、はると書きます。
「春」が立つとは、どういうことでしょうか?
Stand up.(子供たちを立たせます。)
「立つという字を体で表しましょう。」
人が両手と両足を広げて、地上に「立つ」姿を表しているのですね。
座っていた人が立つと、今度は歩き始めたり、動き始めたりしますね。
ですから、「立つ」という字には、これから、動き始めると言う意味があります。
立春の今日、どこかで春の神さまが立ち上がったのです。
まだまだ、冬の神さまが強くいすわっています。春の神さまは、春風を吹かせる準備を始めるために立ち上がっただけで、まだまだ、春風を吹かせようとはしていません。でも、皆さんのそばには、きっと、春が来ていますよ。
例えば、木の枝の先の、小さな芽が膨らんできたり、昼の長さがだんだんながく
なってきたり…。
春を見つけたら、先生に教えてね。さあ、誰が1番早く春を見つけられるかな。
参考 「楽しい漢字教室」 石井勲著
(サークル夢さゆり 石山 弘子)