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今日2月3日は、節分です。豆まきをする予定です。その時にこんな話をします。

発問1「鬼は外。福は内。と言いますね。」
「ところで、鬼と言う漢字には、人魂が付いています。それは何処でしょうか。」
答え  「ム」の部分です。

「鬼」という字は、地獄の亡者、つまり、幽霊のことを表しています。ですから、田の部分は頭です。田の上に付いている点は、幽霊の頭に着いている△の印です。
鬼と豆まき
発問2 では、どうして、鬼に豆をぶつけるのか、考えてみましょう。
 
豆という字は、実は、器(うつわ)を表しています。では、その器は、どんなときに使ったのでしょうか。
 ア、王様に捧げるとき。
 イ、神さまに捧げるとき。
 ウ、普通の人が使うとき。

答えは、イ。神さまです。中国の昔の人は、この器にお酒や果物を盛って、神さまにお供えしたのです。この器を「トウ」と言っていました。
豆も中国の人は「トウ」と言っていました。同じ「トウ」という発音から、いつの間にか、まめのことも、「豆」の字を使うようになりました。

 豆は、神さまに捧げる器と同じ読みをするのですから、同じように、神さまの力が宿るのだと、思いませんか。
 さあ、それでは、神さまの力の宿る豆を鬼にぶつけて、自分の心の鬼を追い出しましょう。

サークル夢さゆり 石山弘子