虫の話
(1)これはいったい何に見えますか?
(虫の成り立ちのマムシの絵)
(2)(1)の絵から出来た漢字は「虫」です。もとは「へび」でしたね。
じゃあ、どうして「へび」が「むし」に変身してしまったのでしょう。
ア、昔の人にはむしもへびも同じように見えた。
イ、へびはむしの王様と考えたから、むしもへびも同じ漢字にした。
(4)だから、こんな漢字にもへびが使われているんですよ。漢字から
「へび」がどこか見つけて赤でなぞってみましょう。
ア、虹(にじ) 空にかかったへびみたいに見える、だれかが工作で作ったのかな?
イ、地(じめんのじ) へびがうねうねとしているように見える土のこと。
ウ、池(いけ) へびがまるくとぐろをまいたような形に水がたまっている。
ウ、「虫」はへびのこと、「蟲」が小さなむしのことだったのに書くのが面倒な人が「むし」を「虫」と書くことにしてしまった。
「蟲」は小さなむしがいっぱいいるように見えませんか?
「むし」という漢字はみんなが「虫」を使っているうちに有名になった のでこまった「へび」は別の漢字にしました。それが「蛇」です。
(3)ではここで問題。「へび」はどんな生き物ですか?と聞かれたら、なんて答えますか?
例 細長い・にょろにょろしている・ぬるぬる・気持ち悪い・・・
すきに出させます。
(TOSS相模原 岡 惠子)