草・花・葉・蝶         TOSSランドはこちら

(1)みなさんは「くさ」を知っているでしょう?勝手に生えてきて伸びてしまいますね。世話もしてないし、お水もあげてないのにちゃんと元気に大きくなっていきます。ちょっと偉いかな?

 くさがちょっと土から出た様子を絵に画いてみましょう。
 
(2)さて、「くさ」は昔はこんな漢字でした。(草の旧字体)
 みなさんが画いた絵と似ているかな?

 でも、くさはお日さまの光をあびてどんどんはやく伸びるので、くさには「はやい」という漢字に下に来てもらうことにしました。

 書いて見ましょう。  □

(3)草の仲間の漢字はたくさんあります。これはいったい何でしょう?

 土から芽を出したときは草と同じ。でもお水をあげてお世話します。
大きくなるのが楽しみです。大きくなると、あれあれ、なんだかかたいものがついている。なんだろう?毎日見ていたらある日、へんしーん!

(4)「花」ですね。花は上は草かんむりといって「くさ」のマークがついています。下にあるカタナカ二つはいったい何を表しているのでしょう?

 (花の成り立ちの絵) 
なんと二人の人でした。二人の人の頭と思うところを赤でぬってみましょう。

(5)一人は立っているのに、もう一人は転んで倒れていてたいへんな様
子です。「化」は前の様子とはすごくかわっていることを表しています。

 「花」という漢字に変身という意味の「化」がついているのです。
 きれいな花が咲いてきっとびっくりしたのです。

(6)草にも花にも木にもあるものなんだ?いっぱいついているものです。

(7)「はっぱ」ですね。「葉」という漢字を三つに分けるととても分かりやすい
です。上からばらばら作戦で三つに分けてみましょう。

(8)三つのものが何を表しているか考えてみましょう。

 (くさかんむり)・      ・木のこと  
  世      ・      ・くさのこと 
  木      ・      ・十が三つでたくさんあること
(9)おまけのもんだい
  これは虫です。よく木のはっぱに卵を産みつけます。小さい時はいも
 虫で葉っぱを食べます。大きくなると「花」のみたいにへんしーん。

  蝶です。何と読むのかな?

最後が気に入りました。
答えは

「じゃあ、蝶は?」「ちょう!」 とにかく、よく覚えているもんですねえ。
>
「じゃあ、なんで蝶には木がついているの?」と聞きました。
「木に止まる。」という答えがありました。「えー、木に止まるの?」と違う子
から言われました。みんな???です。
「【世】にはいっぱいと言う意味があります。木にいっぱいついているもの何だ?」
と聞きました。
「葉っぱ!」が出ました。
「そうでしょう。葉っぱのはは【葉】と書きます。似ているでしょう。蝶になる前
は 何 だったの?」と聞きました。もちろん「いもむし」と分かりました。
「いもむしは何を食べるの?」でやっと分かったようです。
「いもむしは葉っぱを食べて蝶になります。蝶の右はいもむしのご馳走の葉が 書いてあるわけよ。」と話したら、すごく納得してました。

 
                      (TOSS相模原 岡 惠子)