痛い                TOSSランドはこちら


  今日の朝、教室のクワガタに指をはさまれてとれない子がいると
知らせがあって、ダッシュで教室に行きました。久しぶりに階段を二段
抜かしで降りて走ったら夕方から何だかちょっと腰に痛みが!(ちょっと
年を感じたりしてます。)
 
 というわけで「痛い」という漢字が気になっています。昔は病院はないし、いいお薬がだってなかったから「痛く」なると、大変だったでしょうね。 
 そこで問題です。

(1)あなたが「痛い」と感じたのはどんな時ですか?

(2)「痛い」の「やまいだれ」は二つのものを表しています。その二つのもの
とは一体何でしょうか?

 ア、お医者さんとくすり。
 イ、寝ている人とベッド(のようなもの)。
 ウ、怪我をしたところとほうたい。

 (答え)イ 「痛い」の「やまいだれ」は寝ている人(上の部分)とベッド(左のたれの部分)を表しています。きっと昔は病院もないし、いいお薬もないから、 じっと寝ているしかなかったのでしょうね。

(3)説明
  「やまいだれ」をとった残りは一体何を表しているのでしょうか?
  「マ」は人を表しています。「用」は棒を板に通したことを表しています。
  人がトントンと足で地面をついているところから、「つきとおる」という意味が出来ました。
 「痛い」は体をつき通るような「いたみ」、体をつきぬけるようなつらさを表して います。

(4)こんな詩があります。こんな「痛み」は感じましたか?

  痛い
                  工藤 直子

  すきになる ということは
  心を ちぎってあげるのか

  だから こんなに痛いのか 

 出典 「あいたくて」(大日本図書)
        (TOSS相模原 岡 惠子)