1年生に「花」の漢字を教えたとき、一緒に「化」を教えました。

「イ」は「にんべん」と教えていますので、「人でしょう」と口々に言っていました。「ヒ」をさした時は「蛇でしょう?」と言ってました。
よく覚えています。
「残念、実はこっちも人なんです。人がこんなふうに倒れているところ。」と言って成り立ちの絵を書きました。びっくりしていました。
「立っているのが人には普通なのに、こっちの人は転んで頭が下になってしまいました。びっくりするくらい変わったこと、という意味があります。草だと思っていたのにある日お花が咲いて、びっくりしたんでしょうね。」と話しました。

「化け物」と板書。
「こんな言葉があるよ、何て読むのかな?」と聞いたら、
「あ、獲物のものだ!」と言った子がいました。なかなか読めないので
「ばけもの」と教えました。
「内緒だけどね、先生やお母さんが顔のしわをかくすためにほら化けるでしょう?なんだか分かる?」と聞きました。
どうもぴんと来ない感じです。私1人だけに受けててもしょうがないので、「お化粧」だよ、と教えたら感心して見ていました。 あまり受けなかったのが、ちょっと残念。

今日はスキルテストで花のところでした。
1人「くさかんむり」を「なべぶた」にした子がいました。面白いので、両方書いて、「なべふた」も教えました。何に見えると聞いたら、「なべ」にそっくり!と喜んでいました。1年生に「部首」もいい感じで覚えてくれます。      

(TOSS相模原 岡 惠子)
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