歯の健康は全身の健康に通ずる

                     (新発田市における成人歯科実態調査より)

 新発田市歯科医師会では、平成3年・8年に続き昨年度平成14年にも成人歯科実態調査を行いました。調査は平成14320日から430日の間に市内の歯科医院(歯科医師会会員)を受診した30歳以上の新発田市内にお住まいの患者さんのうち2713人からご協力をいただき行なわれました。調査に協力していただいた皆様のおかげでとても興味深く有意義な結果が得られましたので、報告させていただきたいと思います。

 

@    全国平均との比較

年齢別一人平均残存歯数(全国平均との比較)

年齢

30-34

35-39

40-44

45-49

50-54

55-59

60-64

65-69

70-74

75-79

80-84

85-89

新発

28.02

27.51

26.26

25.10

23.15

22.08

20.27

17.03

14.13

10.95

9.39

8.58

全国

28.25

27.61

26.88

25.22

24.13

22.18

20.40

16.80

12.86

9.01

7.41

6.16


A    平成8年と平成14年の比較

       年齢別一人平均残存歯数(平成8年と平成14年の比較)

年齢

4049

 5059

 6069

 7079

80

平成8

 24.45

 21.49

 17.35

 12.20

 6.24(本)

 平成14

 25.63

 22.70

 18.72

 12.77

 9.11(本)


 @、A、から平成14年では、平成8年よりどの年齢においても歯の数が増えていて、特に80歳以上の方の増え方が大きいことと、60歳以上では全国平均よりも多く歯が残っていることがわかります。

B    定期健診を受けている人の残存歯数の方が多い

        定期健診受診の有無と残存歯数の関係

 

40歳以上全体

 40歳以上男

 40歳以上女

定期健診受けている

   21.05

   20.38

   21.47(本)

定期健診受けてない

   19.84

   20.13

   19.61(本)


C    歯医者で歯石を除去している人の残存歯数の方が多い

        歯石除去の有無と残存歯数の関係

 

 40歳以上全体

 40歳以上男

 40歳以上女

歯石除去受けている

   22.47

   22.44

   22.51(本)

歯石除去受けてない

   18.54

   18.50

   18.52(本)






D    残存歯数の多い人の方が全身的にも健康だ

       過去3年間の医科への通院・入院の有無と残存歯数の関係

 

40歳以上全体

 40歳以上男

 40歳以上女

通院・入院有り

  22.06

  22.32

  21.85(本)

通院・入院無し

  19.18

  19.08

  19.21(本)



 

 B、C、Dから定期的に健診を受け歯石を除去することは、残っている歯を維持するために重要であり、それは更には全身的な健康にもつながる。ということが確かめられました。予想された結果とはいえ2700人以上のデータによって確かめられたことの意義は大きいと思います。

 健診や歯石除去などの歯科的手入れは定期的に行なえば、回数・費用共に軽い負担で済むことが多く、市民の皆様の快適で健康な生活のためにとても大切なことだと思います。




新発田市 年代別 残存歯数 平成14年度・平成19年度 との比較グラフ



少しずつですが、平成14年度より平成19年度の残存歯数が多くなってきています。