近況報告(1997.1)
1997.1
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1月6日
ども、明けましておめでとうございます。今年は年賀状を書くのが遅くなりまして、作り始めたのが今年に入ってからでした。毎年早く出そうとは思っているのですが…こまったものです。
さて、今日は夕方から映画のハシゴをしてきました。作品は、
の3本です。この正月は実家に帰ったのと仲間と飲みに行った以外は、ひたすら年賀状書きで明け暮れたので、その反動ということにしておきましょう。
「グース」はとりあえず一般受けする動物ものです。「とべ、バージル」が好みだった方にはお勧めでしょう。他の動物ものと違うところは、よくぞあそこまでグースたちを馴らしたものだと思います。
「天使の…」は、ホイットニー・ヒューストンが出てくるといえば、やはり歌ですよね。クリスマスに彼女と行くには絶好のストーリーだったでしょう。あ、夕方に二人で行くのも十分お勧めです。ちょっと出来すぎで少々クサイけれど、そのクサさが鼻につかないくらいストーリーが奇麗です。ミュージカルや歌好きの私は満足。子供部屋の扉を使って子供の心を奇麗に映し出していました。
「猫が…」はパリのある一コマを切り取ったような作品です。とは行っても淡々とした時間が過ぎるわけではなく、いろいろな人たちと会うことで人間が成長する様を描いているというか何というか、なかなか奇麗な作品でした。
そうそう、石井監督から年賀封筒が届きました。開けたら写真が一葉、紙製のフォトスタンド(ちなみにサイン入り)に入っていました。なんでも映画「ユメノ銀河」が2月15日にユーロスペースで上映されるそうです。そして、同映画の写真集、CDも発売なのだそうです。どうやらその中の写真のようです。
(06 Jan. 1997)
1月8日
どうも、弾みがつくとしばらく慣性が働いているというか、何というか…ようは言い訳ですね。今日は先月休めなかった分ということで、午後一番の会議の前後に映画を観てきました。今回は、
の3本です。今日のは個人的に結構好きな作品が揃いました。
「ジャイアント…」はディズニーで、「トイ・ストーリー」的な作品でした。いや、従来からのディズニー的な作品を「トイ・ストーリー」で使った技術を動員して作ったと言ったほうが良いのかな。
「デイ…」はスタローン主演の映画で、観ているとほとんど「ポセイドンアドベンチャー」ですね。船の沈没の代わりにトンネル内の事故を使ったという位か。最後の特撮シーンは「ツイスター」のラストの特撮を思い浮かべましたが、ストーリー的にはこちらの方が好みかな。ちなみにルーカスフィルムがサポートしているということで、エンディングのクレジットでホームページhttp://www.thx.com/のアドレスが表示されていました。
「評決…」は今回のオススメです。導入部分とラストの最終弁論での演説はちょっと不満かも知れないけど、充分引き込まれるものがありました。時間がありましたら一度ご覧あれ。
(08 Jan. 1997)
1月11日
今日は夕方から「ファイナルプロジェクト」と「ジングル・オール・ザ・ウェイ」を観てきました。
「ファイナル…」はジャッキー・チェンのアクションもの。今回の映画も自らアクションを行う様子は必見です。しかし、スノーボードで急斜面を滑るシーンはシーンの切れ目切れ目でコケているみたいですね。
「ジングル…」はシュワルツェネッガーのコメディで、とても楽しく観ることが出来ました。ちょっとわざとらしいSFXもコメディらしく好感が持てます。ちなみにこの映画もルーカスフィルムのホームページhttp://www.thx.com/がエンディングクレジットに表示されていました。
ところで、先日シネ・ウインドに行ったときにいただいた「1996年新潟市公開映画リスト」で、昨年劇場で観た映画をリストアップしてみました。ちなみに、最後に書いた「ウォレスと…」は東京で観ました。これに自主制作映画などを含めると、昨年は割と映画を観たほうかな。
- フォールームス
- 眠る男
- トゥルーナイト
- トイ・ストーリー
- 東京フィスト
- 鉄男
- 鉄男II
- 電柱小僧の冒険
- バスケットボール・ダイアリーズ
- undo
- 打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?
- キャリントン
- 七月七日、晴れ
- 12モンキーズ
- ツイスター
- ミッション・インポッシブル
- ガメラ2レギオン襲来
- ザ・ロック
- わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語
- エグゼクティブ・デシジョン
- ダニエルとミランダ
- sph
- 妖怪天国
- 悪右エ門
- オサムとムサシ
- 都会のブッチー
- 惑星TEトLA
- 黒澤明・映画の秘密
- 東大寺伝説・金剛奇譚
- 妖怪天国・ゴーストヒーロー
- 星くず兄弟の伝説
- MIDORI
- 灼熱のドッジボール
- うしろあたま
- 教訓I
- メロデ
- ユキがロックを棄てた夏
- キッズ・リターン
- ワン・プラス・ワン
- 死の十字路
- 黒蜥蜴
- 江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者
- 盲獣
- ウォレスとグルーミット
(11 Jan. 1997)
1月13日
今日も夕方から観て見ました。
の2本です。
「モスラ」は東宝の伝統芸能ですね。あい変わらず火薬を使いまくっているし、モスラの成虫はほとんどヌイグルミだし。モスラのはばたく様子や、幼虫の海を渡る様子はなんともわざとらしい。もしかして、あれはわざとやっているのかな。そうそう、エンディングクレジットに知り合いの方が何人か出ていました。特に監督助手の今井聡さんにはいつも上映会でお世話になっているかたです。
「バード…」は「Mr.レディ&Mr.マダム」の再映画化。主人公たちがなかなか良い味を出しています。しかし、ジーン・ハックマンもいいおじさんになったなぁ。ちなみにこの作品もルーカスフィルムがサポートしているということで、エンディングのクレジットでホームページhttp://www.thx.com/のアドレスが表示されていました。
(13 Jan. 1997)
1月19日
昨日、シネ・ウィンドにて映画を2本観てきました。
の2本です。
「ファーゴ」は、借金返済のため自分の妻を誘拐し義父から金を騙しとろうと画策するが、殺人事件へと展開してしまう。とは言ってもミステリーものではなく、何というか不思議な作品でした。仕掛けと思われた設定がいくつかあったけれど、それっきり何も関わってこないし。
「マンハッタン…」はとりあえずラブストーリーです。もう全編花いっぱいの映画です。この映画のキャストはみんな良い笑顔をしています。
そうそう、幸重さんがチェコで作った人形アニメーション、雨月物語の「吉備津の釜」を観ました。15分弱の短い作品ですが、なかなか観応えがあります。命のない人形からあれだけの動きを作り出せるなんて。まるで魔法使いのようですね。日本では、昨年湯布院映画祭で上映されただけかも知れません。何かの機会を見つけて、上映できると良いのだけれど。
(19 Jan. 1997)
1月20日
今日は、松竹にて映画を2本観てきました。
の2本です。
「サラリーマン…」は、同シリーズの続編とか。残念ながら前編は観ていないので。三宅裕司扮するサラリーマンが大阪へ単身赴任するところから始まるコメディ。迷い込んできた猫から隣に住んでいる女性(萬田久子)と知り合ったためか、トラブルに巻き込まれていく。食堂にて主人公が思いを発散するシーンで、周りのお客がとる反応がとても楽しい。パッと気楽に観れる作品でした。
「虹を…」は、渥美清が亡くなって「男はつらいよ」のあとに続く正月映画として登場した作品。何というか、映画に対する思いやりがストレートに出ている感じの作品です。ちょっと出すぎて食傷気味になるかも。ところで、この映画が終わるまでに、様々な映画のワンシーンが主人公の経営する映画館にて実際に上映されます。列挙すると、
- トイレの花子さん
- ニュー・シネマ・パラダイス
- 鞍馬天狗・天狗廻状
- 野菊の如き君なりき
- かくも長き不在
- 雨に唄えば
- 禁じられた遊び
- 東京物語
- 男はつらいよ(第一作)
と、よくもまあ、これだけの映画を出したものだと驚くばかりです。他にも映画の主題歌を口ずさんだり、キャストが思い入れのある映画の話をしたりと、映画一色です。あ、映画館の看板にもいろいろな映画が描かれていました。でも、間もなく閉校となる小学校の文化祭として最後の児童一人に観せる作品が「禁じられた…」だったのは、名作だけれどちょっと早すぎないかなぁ。ロケ地が徳島だったのは、定かでない記憶が正しければ、「男は…」で訪れていなかったからかな(違ったかなぁ)。ほんのちょっとですが映画上映の裏側を見ている私としては、とても香り立つような映写室が魅力的でした。何か、渥美清への鎮魂歌というか、映画への鎮魂歌とも取れそうな作品でした。さて、これをシリーズ化するようですが、どのように創って行くのか楽しみです。個人的には単発的な作品のように思ったのですが。とりあえず、ビデオか何かで上記映画を観てみよーっと。
(20 Jan. 1997)
1月27日
今日は松竹に行って、
「フェノミナン」
を観てきました。主役はジョン・トラボルタ。私のイメージでは「サタデー・ナイト・フィーバー」以降覚えが無かったので、出てきた瞬間「年をとったなぁ…」といった感じ。ストーリーは主人公がUFOの様な光を観た事から超能力を身につけるといった、少々突飛な感じからスタートするので、へんなコメディかとちょっとがっかりして観始めました。この現象は最後のほうで明かされるのですが、この出だしが個人的には尾を引いてしまいました。この映画のクライマックスは、自信を無くした(?)主人公の家に来たレイス(カイラ・セジウィック)が彼の髪の毛を刈り、そして髭を剃るシーンでしょう。髭を剃り終わったところで特に何をするでもなく帰っていく彼女ですが、言葉もなく作業だけが進んでいくにもかかわらず二人の仕草がそれ以上のものを物語っているようです。このシーンを撮りたいために映画が創られたんじゃないかな。超能力についてはご愛敬ということにしましょうか。
(27 Jan. 1997)
e-mail:mitaあっとinet-shibata.or.jp
last modified: 14 Sep. 1997