飯豊連峰前衛 焼峰山(1,085.8m)  滝谷登山口 個人山行


GPSトラック  随分と融雪が進んだ 
   
 昔の営林署の看板 マルバマンサク 
   
ピークが山頂 ホント雪が少ない  清水窯 昨年4月19日に来ているが一面真っ白 
   
 清水窯から登り尾根上に出たところ 修蔵ノ峰の慰霊碑のあるところ、ここだけは昨年より随分多い 
   
 山頂  蒜場山  黒々としている
   
蒜場山から飯豊連峰につながる稜線上にある烏帽子山   焼峰山から赤津山に続く稜線
   
 七滝沢の源頭方向。連瀑帯は既に滝が見えた 内ノ倉湖 
   
下山時、伊蔵沢の源頭部を見下ろす  焼峰のカタクリはとても小さい可憐な花でした
   

日 時  平成28年04月10日(日)
参加者 LTQ単独
行き先  飯豊連峰前衛 焼峰山 (1,085.8m)
天 候  晴れ後曇り
装 備  春山低山日帰
登はん用具:アックス・クランポン(使わなかった)
ナビ用品:地図・シルバコンパス・GPS
防寒具:合羽・フリース
飲み物:ポカリスエット1.0L×1・水1L
食料品:握り飯2個 調理パン 

コースタイム 事柄 備考


08:10分 焼峰山登山口(235M     昨年は村頭から歩いたが、今回は少雪のため駐車場まで入れた。)
09:20分 ウグイス平(595M)       標高500m位からウグイス平まで雪を踏む 調理パン1個
10:25分 清水窯(870M)         一登は雪は無い。清水窯の少し下から山頂部まで雪
10:44分 修蔵ノ峰(965M)        昨年19日は雪が無かったが、ここだけは昨年19日よりかなり多い。風の加減だろうか?
11:05分 焼峰山々頂着(1,085.8m)  たしか、昨年は山頂に雪は無かったが今年は少し残っていた。

11:20分 焼峰山々頂発(1,085.8m)  風が冷たいので、握り飯を一つ頬張り降る。山頂直下は少し傾斜があり雪が硬かった。
11:37分 修蔵ノ峰(965M)       
1142分 清水窯(870M)                   雪の穴を覗いてみたが、水は採れそうになかった。
12:12分 ウグイス平(595M)      握り飯1個・・・やはり、ボクはパンより握り飯派
12:45分 滝見荘 (265M        登山道の途中から踏み跡を辿り林道最奥に降りて、父と仲間が借りている山荘に顔を出す。ヤマの好きなお爺さん達の良いたまり場の様だ
12:56分 登山口(235M)         滝見荘から数分あるいて駐車場所



概要
土曜日本来はお休みなのだが、仕事が間に合わずに仕事をしていた。泊りで飯豊にでも・・・と思っていたが・・・
作業で月曜日から頼母木に上がるつもりが、これも仕事がタイトで断念・・・
朝起きてから、運動不足にならないうように、二王子へ行こうか?と考えたものの、旧登拝道付近までしか車が入らないので駐車場所が早く行かないと確保できない。
二王子で早出も嫌なので、焼峰山へ。ここは昔は多くの日帰り登山者を受け入れたが、自家用車の普及から不遇のヤマに。
それに、二王子岳は昨年、田中陽気氏が200名山を巡り知名度も更にUPしただろう。
でも、ボク個人的にはヤマ登りの面白さは焼峰の方が楽しい。



記録
7時を少し過ぎて自宅を出る。お天気は良いのだが、午後から曇りがちで夜には雨が降りだす様だそして、明日には500hpaで-36℃が東北南部、850hpaで-6℃ラインが北陸まで南下してくる。
午後にはやや大気の状態が不安定化しそうなので、ヤマに長居は無用な感じ。
昨年4月19日にはまだ、除雪で積み上げられた雪のヤマが道路を覆っていて駐車場まで入れなかったが今年は駐車場まで既に入ることができる。

準備をして歩きだす。ショウジョウバカマが林道わきに沢山咲いていた。それにしても、2週間で随分融雪が進んだものだ。
標高500m位までは多くの部分で夏道が露出していた。500m位からウグイス平までは雪の上。
夏道の位置を記憶していないと、迷うかも知れない。亡羊とした地形で地形図から現在位置を知ることはかなり難しい。
ボクも3シーズン位かな、ウグイス平まで通った。なので、雪の中でも概ね夏道の位置は判るようになっている。
特に融雪が進んだこの時期は夏道沿いが歩きやすい。

ウグイス平で給水、パンを齧る。ウグイスが鳴いている。春だなぁ~
蒜場山、焼峰の山頂がなんか黒々している。かなり寂しい気持ちになる。
ここからは、スッキリとした尾根を登る。本当は、雪上歩行が気分が良いのだが、すでに夏道。
この点では、面白味のない感じだが仕方ない。

姿は見えないのだが、ピーピーと鳴くのはハヤブサだろう。小さな小さなカタクリが登山道脇に咲いていた。
角田山のカタクリは大きいのだが、焼峰は真砂土で栄養分に乏しいのかとても小さい。

清水窯の少し下から雪を踏む。清水窯付近の雪もかなり少ないが、まだ水場は露出していない。
少し雪面が締まってきた。キックステップでリズミカルに登行を続けて修蔵ノ峰。慰霊碑は未だ露出していなかった。
ここだけは、昨年19日より随分残雪が多い。風の加減だろうか?
山頂直下のやや傾斜の強くなる部分の雪が硬くて、降りはアックス、クランポンかな?

山頂に到着。当たり前の様に誰もいない。
今日は、空気が湿っぽい様で、視程10km位で標高で1300m位から上は雲の中。
寒気が近づいてきたのか、空気がヒンヤリしてきたので握り飯を1個頬張り直ぐに下山。
キツツキのドラミングが誰もいない空間に響く

清水窯からウグイスの間でヤマドリが3つ。
この界隈、ヤマドリが増えている様だ。
ウグイス平で握り飯を一つ。

夏道をトレースするように下山。途中から踏み跡を辿りショートカットルートを辿る。
ボクの父親と仲間で借受けている滝見荘に焚火の煙が見えたので。林道から斜面を降りて立ち寄る。

少し立ち話をして駐車場所に戻り、事務所に向かった。





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