西会津 黒男山~木地夜鷹山 (980.5m・895m)
平成28年05月15日(日)

+GPS ログ  新緑が萌える林を進む 
   
 iwakagaイワカガミmi 本当に赤が強いのと、花が沢山付いている 
   
 面白いブナの造形 気持ちのいいブナ林を登る 
   
 沼沢カルデラ方向  黒男山の二等三角点の標識
   
 黒男山から先はこんな感じ  登ったり降ったり
   
 またまた、クマさんの痕跡  飯豊
   
+いいブナ林です  尾根にも時折大きなブナの樹があります 
   
 右のピークが黒男山 ツツジが盛り 
   
 これも、クマさんの痕跡 狐戻し 
   
 いいブナ林です 背丈の高い美人さんのブナ林 
   



日時      平成28年05月15日(日)
参加者    上妻さん(案内)、亀山さん(中条山の会)、秋ちゃん(NAC)、LTQ

行き先    西会津  黒男山~木地夜鷹山
天 候     晴れ
装 備     夏山低山
通信用具  なし
ナビ用品  GPS

防寒具    合羽で代用
その他    
飲み物    水 1L
食料品    カップ麺 調理パン

コースタイム 事柄 備考
05月15日
08時00分 駐車場所発(410m)
08時46分 休憩(648m)
09時09分 給水(843m)
09時50分 黒男山山頂着(980.5m)
11時30分 高陽山(897m)
11時57分 最低鞍部(706m)
12時30分 木地夜鷹山山頂、日陰を探して食事(895m)
13時00分下山開始
14時15分 駐車場所着(410m)


概要
南会津に入れていいのかな?博士山、二王子から何とか望める山。二王子岳山頂で山座同定を楽しんでいた時、南東方向のヤマが何だろうと?と以前所属していた会の大先輩に聞いたら
多分、博士山ふきんではないだろうか?との答え。博士山・・・面白い名前で気になっていた。
15日(日)はお天気が良さそうなので、秋ちゃんとどこかのヤマに行きましょうと相談している時に思いだして提案した。ただ、この博士山は以前、行こうとして、道間違い+林道工事でワケが
分からなくり、自動車敗退の経験があるのでチト不安があった。

そのせいでもないだろうが、西会津在住の上妻さんに日曜日に博士山に行く旨メールしたら、土曜日に亀山さんが飲みきて翌日、黒男山から木地夜鷹山を歩くのでおいでよ。
と、お誘い頂いて、お言葉に甘えることにしました。

でも・・・秋ちゃんと新潟の藪山の超大物である亀山さんが来られるということは・・・・
なまらでない、藪なんでないかい????という不安。
飲みながら話を聞いて逃亡もアリか・・・・という前夜祭からスタートした。

※ 登山道というより、作業道であり、周回しても、標識は3カ所のテープ標識程度。本当の藪山ではないものの、それに準じた準備、経験がある方でないと入山することはお勧めしません。


記録
前夜、美味しい山菜とお酒をたらふく頂いて、ぐっすり寝て、6時に起床。朝食まで頂いて出発
登山口まで車で15分位かな。ザックを背負って赤布のある尾根末端から登る。ナカナカの急登だ。
登り始めて僅かなところで、大きなクマさんの糞。オイラのテリトリーを主張する様に、踏み跡の真ん中に大糞が鎮座している。
もっとも、このあとも所々にクマさんの糞があり、その存在を感じさせる・・・でも、4人とも誰一人、クマ鈴を付けていない・・・・煩いからね~って程度・・・
細くて明瞭な尾根を登るが、ブナの芽吹きとてもが美しい。

一汗絞られると見晴らしの良い場所で休憩。飯豊がキレイだ。
普段観ない角度なので山座同定が難しい。
時折、吹き抜ける風が爽やかで心地よい。
尾根を挟んで北と南で植生が異なり楽しい。

急登が終わると、平坦な休み場があり楽しい。
少し回り込んで最後の急登をこなすとほどなく、黒男山の山頂だ。
名前からして、剛の密藪か黒々とした、怪しげな形状の岩塔(小川山のマラ岩)を想像していたが、正直なところ
ごく普通のピークでした。ただ、ボクの地元のヤマは概ね、西を向けば、里の街並みと、日本海が見えるのが定番。
ここは、ドッチを観てもヤマ・・・ヤマ・・・・ヤマ

休憩からしてから一登りで黒男山山頂。
一休みしながら、沼沢カルデラを眺めて地質、地形に想いを馳せる。
喉を潤してから、木地夜鷹山へ向かう。
黒男山から木地夜鷹山への径はこれまでより一段違う雰囲気になる。
観光地化した登山道しか歩いたことのない人は少し厳しいだろう。

高陽山からの降りは急で足元もアマリ良くないかな。
ヤマ慣れていないと少し怖いかもしれない。
概ね190m下り、110m登って木地夜鷹山に到着。

日陰を探して少し戻り、ノンビリお昼を食べて下山。下山路にはとても美しいブナ林がありました。
渡渉を多分・・・・4回程こなして林道に出てトコトコ歩いて駐車場所に戻りました。
今日、この春初めて、エゾハルゼミの声を聞いた。
季節は一足飛びだ。

比較的自然のままである山域
新潟は信仰の対象のヤマが多いけれど
この辺りは、信仰というより、古の方々の生活のヤマという感じを受けた。
尾根を超えて裏側に行き来するそんな場所だったのかも知れない。

また、秋紅葉が美しい時期に再訪したいと思いました。
泊めて頂き、ヤマを案内頂いた上妻さん、ケイコさん、
楽しく夜を過ごさせて頂き、ヤマも同行させて頂いた亀山さんに感謝です。
とても、楽しくお酒を頂き、未知の山域のヤマも楽しませて頂きました。

ありがとうございました。





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