飯豊連峰 門内小屋 小屋番日記(平成26年07月19日〜07月22日)  


海の日の連休中、門内小屋の管理に入ってきました。

 ナラノキ曲がりの楢、枯死しちゃうのかなぁ?  梶川峰付近から三本樺・・・あそこまで行けば楽勝なんだが・・・
   
 五郎清水下にあったノウゴイチゴ 門内小屋前のキンポウゲ 今年は当たり年?
   
 ガリー浸食の進行を数年前から懸念していた部分を止めて頂いた  奥、門内岳・WC・避難小屋・管理棟・石室
   
今年から導入のスゴイバッテリー  21日 あ〜ガスで今日はヘリは飛んでこねぇなぁ
   
 管理棟の夜盗を拿捕  21日夕方僅かなスキを突いてヘリが飛んできたが、風が不安定で戻った
   
 21日交代前日の夕方、交代のVXTが登ってきてくれた  22日ボクが下山の日、所属会の矢沢副会長が登って来られた
   

期間    平成26年07月19日〜同22日
例年お盆休みに管理に入る事が多いボクだけど、今年は高桑さんが8月の後半を受け持って頂けるとのこと。それではボクは
7月の海の日の連休で管理に入ってきた。

07月19日(土)
コースタイム
02:30 自宅発 コンビニで買い物 予定より少し遅めの出発。
03:45 天狗平着(420M)天狗平ロッジの小関さん
04:21 天狗平発  ザックを背負子に括りつけたり、雨予報などで準備にチト手間取る
05:06 楢の木曲がり(720M) 気温はさほど高くないが猛烈な湿気で早くも顎から汗が落ちる。 休憩給水
06:10 湯沢峰着(1,020M) 少し下から雨があたり合羽を着る。雨がやや強くあたるので、鞍部まで下ってブナ林の中で食事
07:03 滝見場(1,145M)   何だかカミナリの音が遠くで聞こえる
07:50 五郎清水(1,370M) 時折カミナリの雷鳴。食事。ノウゴイチゴが美味しい。
08:35 三本樺(1,540M) カミナリ・・・ここから上のカミナリは怖いなぁ〜給水。もう、合羽の下までズブ濡れで不快
09:09 梶川峰着(1,700M) 食事・・・風雨やや強く寒い・・・・10年越えのボロ合羽、悪条件ではもう危ないかも・・・
10:02 扇ノ地紙(1,869M) 風雨で手がかじかむ。こんな条件でフォースト・ビバークでは低体温を招くだろうなぁ〜と思いつつ先を急ぐ
10:25 門内小屋着(1,865M) 門内小屋着 出発時間が30分遅く、行動時間で30分遅くなり当初イメージより1時間遅れか・・・



07月22日(火)
13:22 門内小屋発(1,865M)  小屋で昼食を食べてから出発。まだ、少し風がある
13:36 扇ノ地紙(1,869M)    稜線から離れるので風からは開放される
13:59  梶川峰着(1,700M)
14:13 三本樺(1,540M)     あちゃ〜い・・・・
14:28 五郎清水(1,370M)
14:48 滝見場(1,145M)
15:10 湯沢峰着(1,020M)
16:07 天狗平着(420M)    天狗平ロッジの小関さんに挨拶して天狗平を後にする。
胎内市の亀山宅に寄って18時頃帰宅した。


概要
飯豊・胎内の会で管理を行っている門内、頼母木の避難小屋小屋管理。今年は久しぶりに7月中に管理に入った。


記録

7月19日(土) 天気 曇り後雨午後から曇り後晴れ  夜は天の川まで望めた。
午前1時30分頃に起床。1時間程寝不足で出かける気がおきなくてお茶飲んだりして2時を過ぎてからようやく重い腰を上げる。
コンビニで行動食を購入したりして4時近くになって天狗平ロッジに到着・・・・
ボクは小屋番に入っても長期になることはないので、あまり気にしないのだが、それでも悪天候の際に数日置きっぱなしの
駐車車両があると警察、関係者にご心配を頂くことになる。でも、小屋管理の管理人車両を示すプレート等を判り易い所に掲示すると
それは、それで車上荒らしに格好のターゲットになる。毎日車両チェックしていれば、入山日から管理人さんは当分降りてこないのは明らかだからね。
なので、竹爺経由で天狗平ロッジの小関さんにボクの車の車種、色、ナンバー、入山下山予定日を伝えて欲しい。とお願いしたところ、竹爺から
小関さんが天狗平ロッジに駐車してもいいよ。とのこと。天狗平では、車上荒らしは聞かないけれど有難くお世話になった。

ボクが準備に手間取っているうちに、小関さんは湯沢のゲートでの登山者指導へでかけた。
登山靴を履くと・・・・インソールがない。忘れてきたのだ。なんてこったい。
湯沢のゲートに行くと、小国の役場、警察の方と小関さんが連休初日の指導にあたっておられた。役場のカワイイ女性から配布していた飴を頂き
眼の前の梶川尾根にとりつく。気温は低いものの猛烈な湿気で直ぐに汗が噴き出す。

ナラノキ曲がりで一休み。まだまだ、長い急登が続く。
このコースは先ず、湯沢峰までの登り、一旦降り滝見場まで緩やかに登りその先三本樺までの急登。特に滝見場から五郎清水までの間が辛い
気がする。五郎清水で一息つける。そんな気持ちが辛く感じさせるのかもしれない。
梶川峰の下で雨が当たり出す。降り出しが結構大粒の降りだしだった。
梶川峰の下で合羽を着る。若い頃は時間に関わらず、起きぬけにドンブリ飯をカキこんでヤマに向かったものだが、50歳を過ぎた頃から
夜中・早朝起きぬけのメシは食べられなくなった。それでも、30分も歩くと腹が空く。梶川峰で空腹感を強く感じるものの、雨足が強いので
一度下って大きなブナの下で食事とした。

食事を済ませ滝見場へ緩い登りを進むが、5年くらい前だろうか大きく崩れた崩壊地は大きく崩れ逆に傾斜は緩くなったけれど、どうも再び
崩壊しそうな気がする。樹林帯の保全の手法も考える時期に来ている。というか既に遅い気がするが、このままにもしておけない・・・・
登山道の樹林帯の保全保護修復は我々の飯豊保全連絡会の合同作業ではまだまだ、未知の分野でこれから勉強をしていくことになる。
さっそく、今週末に技術部会で作業場所の検討を行うが難しい作業検討になると思う。

滝見場を通過して、五郎清水を目指す。雨と共に遠くで雷鳴も聞こえる。何だ少し早すぎだなぁ・・・
ここからが辛い区間・・・傷んだ登山道を登る。暫く登ると、ノウゴイチゴが結実して食べ頃のものも沢山あった。うれしいねぇ

やっと五郎清水。土砂降りの中、笹団子を頬張り・・・個人山行で小屋番の交代でなきゃ、こんな日にオイラ山登りしないなぁ・・・
などと考えるが、交代の水澤さんが首を長くして、オイラがいつ来るかと首を長くしているに違いない・・・・なんで帰るワケにもいかんしね。

五郎清水までのキビシイ急登を過ぎてやや傾斜の緩む三本樺への登り。トットバ沢ノ頭付近で真砂土の崩落地があった。これは今までになかった
崩壊だ。ここより下部もこれまでは、深く深く掘れ進んでいた流水による洗掘だけではなく、側壁を崩し新たなステージに入った気がする。

あ〜三本樺に着いた。水を一口飲んで、雨を嫌がり先に進む。もう既に、合羽の中も外もグチャグチャ・・・
10年選手の合羽・・・もう合羽になっていない。これで強風下のフォーストビバークはチトあぶねぇなぁ・・・などと思いながら
濡れ過ぎを反省・・・・良ければ稜線漫歩気分で気持がいいのだが、雷鳴、風雨で怖いし寒い。
ボクは足指は度重なる凍傷、凍瘡で寒さに弱いのだが、手指は強い。でも今日は素手では指先がかじかむ。もう、20分もあれば小屋に着くので
手袋を付けることなく歩き続けた。

小屋に着いて、先ずは着替えて引き継ぎを行った。ボクが小屋に着いた頃から雨は上がり薄日が射してきた。なんてこったい。
なんてこったい・・・といえば、インソールを忘れたのだが、足の親指の腹、拇指球が痛んだ。登りでこれだ。これは下山は無理と判断して
交代のVXTに交代の際に持ちあがって頂いた。

前任者の水澤氏は交代の日土砂崩れのため梶川尾根が使えず、頼母木経由だったので早々に下山。同時に梅皮花小屋の関さんが通過。

VXTのリグの操作方法を失念しており電話で確認した。思い出せば使いやすいいいリグなんだよね。
いつもなら、小屋に着くと先ず、ビールが欲しくなるものだが、今日は寒くて全然頂きたくありません。

取りあえず、水場の様子を観に行く。まだ、かなりの雪渓があるので8月上旬までは大丈夫だろう。しかし昨年のお盆と同じ様に、雪渓が消えても
門内清水が開かない可能性が大きいと思う。門内清水の出る辺りはまだ、大量の雪に覆われ2週間では開く気がしない。

今回、AUのスマホが小屋の前で不安定ながら、メール、FB、LINEが使えた。毎年少しづつ改善されているのだろう。しかし中継局を探すというのは
バッテリーをかなり使う様である。今回は自分で予備バッテリーを持っていた事、もしかの時は、スゴイバッテリーからスマホに充電できることが判って
いたので、BTに負荷のかかる使い方をしていた。

スゴイバッテリー導入の成果で管理棟の室内灯が使えるここと並んでかなりの改善である。役所との連絡用に使う携帯電話の充電も心配が無い。

ボクは、管理で小屋に居る時はアマ無線の2mを常時OPENにしている。所属会との定時交信はあまり重要なことも多くはなく安否確認と四方山話が
ほとんど。早朝、夕方以降に呼び出される無線は重要な事案であることが、ままあるので注意が必要だ・・・・幸い今回は無かったけれど。

晩飯を食べる頃だったか、天狗平ロッジのIUYが、梅皮花小屋のOTJを呼んでいる。タヌキでワッチしていると、ある高校山岳部が明日、石転ビを登
ると云うのだが、装備が軽アイゼン携行だが、アックス(ピッケル)は無いという。それで、天狗平ロッジ側ではOTJに意見を求めていたようである。
上部のトラバースが高校部活として装備不足で危険であることから勧められないという事をOTJは伝えていた。至極尤もな話である。その後ブレイクで
小国山岳会副会長のLFD(弥輔さん)も生徒を預かる以上安全を最優先にと話していて、IUYが引率教師で相談のうえ、決定するとのこと。と妙に
上手くまとめて交信が終わり、メンチャンに戻る。
竹爺から、呼び出しがあって、聞いていたべ〜結局、梶川廻りで門内でテン泊にしたようなのでヨロシクとのこと。なお、帰りに天狗平ロッジの冷蔵庫に
スモモの漬物を入れておいたから、持って帰ってケロ。とのこと・・・・有難い。


7月20日(日)
AM04:30起床。雨の朝だけど、6時を過ぎる頃から小康状態となり、宿泊登山者も移動を開始。
朝飯にカレーを食べて、小屋・WCの清掃。キレイに使って頂いているので、WC清掃も楽であるが、男子WCのオガクズの状態がやや悪いのが
気になるので明日掃除の際、点検しよう。水場のホースを少し手直し、飲み物の冷却用の雪塊を運ぶ。そうこうしているウチにまた雨が降り始める。
11時頃になると少し雨足が強まる。12:40頃に昨晩の無線の件の高校山岳部御一行到着。テント場に5張りの大型テント設営。
冷たい霧雨が降り続く。TV撮影のHZU・シミケンさんらの石転ビパーティーはどの辺だろうか?この天気では良い絵が撮れないだろうなぁと思う。
昼食は、中華丼。通過のお客さんが松葉さんが梶川を登っていると教えてくれた。

高校山岳部他のテントが3張で門内の狭いテント場は一杯になった。

15時頃松葉さん到着。 以前、御西小屋の管理人を長く務められた松葉さんがスポットで御西に管理人として向かうとのこと。
多分、羽田さんが所用のため下山するのだろう。しばし、松葉さんとお話させて頂いたが、今晩は梅皮花で泊まり明日、御西に向かうとのこと。
夕方雨はあがったけれど、北東の冷たい風がやや強く吹くので寒い。

17時を過ぎて、カナダ人男性の単独者がテント泊の申込み。幸い隣のテントの方が昨晩も切合で泊まったので気心が知れているので、かなり近い
距離でテントを張ることになったけれど問題なかったようで一安心。ペンネアラビアータで晩酌。明日は晴れるかな?

夜、星空がキレイだった。天の川も望めた。就寝後管理棟の2Fでカタカタ音がする。鉄骨の柱をド〜ンと叩いて出てくるな!とネズミ警告。
だが、ヤツも直ぐにまた、カタカタ・・・・カタカタ・・・・無用な殺生は好まないので、再度鉄骨の柱を叩くが、直ぐにカタカタ・・・・
仕方ないまたモソモソ起き出してネズミペッタン・・・・云わば、大型強力ゴキブリホイホイなのだが、こいつをオイラがネズミなら通りたくなる様な
場所に設置。再び横になると、僅か20分程でカタカタと2Fで音が聞こえ設置場所の方に足音が動く。すると、音がピタッと止まったので懐中電灯
で2階を観ると、小さなネズミがかかっていた・・・可哀想に。ナンマイダ・ナンマイダ・・・通夜振舞いでもう一杯飲んで寝た。もっとも彼はまだ存命であったけれど・・・


7月21日(月・祝)
AM04:30起床。気温11℃薄いガスがかかっているものの、海まで見えるので、概ね視程は30キロ位か。5時頃から北股まで向かう方、それぞれ
今日は動きが早い。5時30分過ぎ、高校生下山開始。丸森経由で天狗平ロッジに向かうという。北股までピストンで出かけた方にギルダ原あたりの
イイデリンドウが咲いているカモと伝えたが、戻ってきたら蕾だったとか。天気が良ければ朝から咲くのだろうけれど・・・それなら降りの地神北峰付近
なら可能性があるかも・・・と話した。

今日はお天気が良さそうなので、スゴイバッテリーをソーラー充電できるかな?8時頃から充電を開始する。08:15SIZがOTJを呼んでいる。OTJが出ないのでコッチで出てみた。どうやら、石転ビの出合付近の様だ。2時間程ソーラー充電したけれど、何だか雲ゆきがアヤシイので水濡れに弱いらしい
ので、残念ながら早々にパネル、バッテリーをとりこむ。

WC清掃、男子WCの便器を外し点検すると、尿受にオガクズが溜まっていた。おそらく、便槽のオガクズを交換した際にオガクズを便器側から投入
した際、尿受側に入り込んでしまったものと思われる。この尿受けに滞留したオガクズのせいで、便槽側に尿が入り込んでオガクズを湿らせ分解能力
を低下させているように思われた。オガクズの投入は管理用の点検口から行うべきだと思う。ただ、点検口から投入する際は。一人はペダルを漕いで
もう一人がオガクズを投入する様にしないと上手くはいらない。また、交換の際は、排出するオガクズより、少し少なめにオガクズを入れていかないと
オガクズと汚物の総量が増えてしまい、ペダルが無用に重くなるので注意が必要である。
尿受付近の不要なオガクズを処理してWC清掃を終える頃、ハタノさんが門内に着いた。梅皮花の関さんに会いに行くという。門内で食事を摂って北股を目指したが雨の為に戻ってきた。

12時頃にSIZが北股岳からコール。下山は天気次第で晴れなら丸森、視界が無いなら梶川という。昼食はペンネにミートソース。
13時少し前にSIZ到着。今日は石転ビでトレランの男女が居たという。そういえば、亀の甲羅みたいなバックパックのトレランと思しき男女が小屋の前
を通過したけれど、アックス類は携行していない。SIZによると、石転ビ上部のトラバースは怖そうに通過して行った。とのこと。
ここはヤマで自己責任の娑婆。どこを走ろうが自由であるもののリスクを受け入れる装備をしているのか?という疑問を持つ。
今回は怖々でも通過できた。これは今回は通れたというだけで、石転ビの上部のトラバースについてクランポン、アックスは不要ということではない。
もし、トラバース中1回でも足を滑らせたら、丸腰のトレランシューズでは止めることはできない。止まるまで待つしかない。
また、落石もフォールラインに沿って転がるので滑落した人の滑り落ちるラインと重なる。止まっている落石にHITしなければ儲けもの。といえる。
自分の身は自分で守る。それでも事故は起きてしまうものだ。私達一般登山者は安全が全てに優先されることは大事なことだと思っている。
SIZが土産物にグレープフルーツを置いていってくれた。

SIZが通過した後、トンボの大集団が稜線に上がってきた。先ほどまでワガモノ顔で管理棟に出入りしていたブヨ・アブ・ハエ等が一気に姿を消した。
トンボが怖くて隠れているのか、捕食されたのか?OTJが16時頃ボクと明日交代のVXTが三本樺あたりに居てLTQを呼んでいたぞ。と教えてくれた。
30分後位にVXTが梶川峰からコール。体調がイマイチでワーストペースだとこぼしていた。

工事用の残材の荷降ろしヘリが今日、明日の計画で飛んでくる予定だったが、今日はガスで飛べないだろうと思っていたが18時前ホンの一瞬の晴れ
間を突いてヘリが飛んできた。おっ上手く回収できれば、テント場は明日から使える。そう思いながら、観ていたが、西風が強いせいか安定的にホバ
ングできならしく何度か旋回しつつ探っていたが、諦めて飛び去り夕陽の中に消えていった。
ヘリが旋回している間、小屋の下の低い場所で待機していたVXTが小屋に着いた。

盛んに疲労困憊したと訴えるが、大きな病気の影響はあるものと想像に難くない。
それでも、山登りは二日酔いに似ていて、つい1時間前まえは苦しかったのだが、着替えてアルコールをチャージすれば、そんな苦しい思いなど
何のことやら・・・・
VXTと四方山話に花が咲く・・・・夕方から西風が強まる


7月22日(火)
AM5時起床 風ガスの朝。風も15mは吹いている。気温も13℃
おや、もう下山の日だ。6時30分頃所属会の矢沢副会長からVXTを呼ぶコール。石転ビの出合あたりらしい。天気が悪いので、気をつけて登る様に
とVXT。10時30分過ぎに矢沢副会長が門内に到着。今晩は門内に泊まるとのこと。矢沢さんは8月2日に長谷川氏と管理人の交代となる。

悪天候の中、日帰りの登山者が登ってきた。すると遠藤県山協理事長が二人で登って来られた。

昼前には日帰りの登山者、本日下山予定の登山者は下っていった。ボクも矢沢副会長の到着を待ち、昼食を食べてから下山することとした。
2006年から、門内小屋の管理に入り、06、07、08。そして現在の体制になったのが、11年。で11、12、13、今年の14年で7シーズンになった。
その間、小屋の資機材も充実してきて便利になってきた。
役所の指示、飯豊胎内の会事務局の亀山さん、頼母木小屋とは携帯電話、梅皮花小屋、御西小屋、ベースの天狗平ロッジとは無線で常時
コンタクトが可能であるので心強い。
やはり、平時よりヤマ小屋の管理に入る人は、下界での担当者、稜線の小屋の管理人さん、お互いが顔が見える関係が大事だと思う。

今シーズンも胎内市役所、頼母木小屋の坂上さん、天狗平ロッジの小関さん、竹爺、梅皮花小屋のOTJ、御西小屋のIWU、JRΦZDF各局、岳友諸氏お世話になりました。



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