川内山塊 越後白山 (1,012.4M)
平成24年01月29日(日)

GPS LOG  慈光寺 
   
尾根をモクモクと登る   小さな雪庇がお出迎え
   
 しずかでキレイな樹林帯 避難小屋に着いた・・・2階建だよ 
   
 風が弱まれば蒲原平野も一望 駐車場前に到着お疲れ様でした 
   



日時      平成24年01月29日(日)
参加者    LTQ(KAC) akiちゃん(NAC)

行き先    川内山塊 越後白山
天 候     曇時々雪
目 的     体調管理
装 備     積雪期低山日帰基本装備
通信用具  なし
ナビ用品  地図 コンパス GPS

防寒具    薄手のダウン&合羽で代用
その他    Wストック・スノーシュー
飲み物    水 1L
食料品    インスタント麺 調理パン

コースタイム 事柄 備考
01月29日
08時10分 駐車場着
08時29分 駐車場発(123m) 
08時55分 尾根線取付き(188m)
09時30分 三合目(462m)   なかなかの急登を相棒飛ばす・・・・
10時53分 白山避難小屋着(1,009m)

12時19分 白山避難小屋発
13時02分 三合目(462m)・・・登りに粟さんから教わった下山路を試すために往路から外れる。
13時14分 送電線(429m)
13時50分 駐車場前に飛び出て下山

概要
所属会の総会・懇親会新年会が前日の1月28日(土)に開催された。
例年、盃を重ねる毎に強気になり、終いにゃ〜吹雪の中、マッパだってラッセルしちゃうけんね・・・
とは言わないけれど・・・まぁ何だってできる様な気の大きさに支配されるが一晩経てば
青菜に塩、いや、ナメクジに塩といった状況で翌朝を迎える。
今年は、前週も大酒を食らい新潟で気絶していた・・・とそんな状況であり
今週は摂生せねばと・・・・・
とはいえ、飲むには、呑んじゃうので場所を考えた。

前夜の過ごし方もあるものの、あまり標高差・距離のあるところは避けたい。
たまには、少し違う山域もいいかな?
てんで、越後白山に行くことにした。


記録
薄曇りで穏やかな天候の中、駐車場に着くと既に5〜6台の車。準備をして出発。
それほど、積雪量も多くない感じだ。
静かな慈光寺へのトレースを辿る。慈光寺を送り先に進むが、田村線へのトレースはない。
その先、尾根線の急登にとりかかる。
それしても、先行者トレースはワカンもスノーシューも付けていない。ツボ足で進んでいるが、かなり潜っているんじゃないかな?
何かムキになってツボ足で歩いている感じ。

急登にかかると息があがる。やはり控えめにしていても、呑み会の翌日は息が上がり易いようだ。
元気な相方、トントン登っていく。ようやく、3合目。
標高差274mをアサイチで35分で登る・・・酒呑みの翌朝で喉が渇く状況にしては手厳しい。

3合目の大杉で座り込む・・・・なんてこったい。ふぅ・・・・
給水して一休みしていると、後続の方が到着

ふとみると、登りとは違う方向にトレースがある。
?と思っていると、後続の方(後で粟さんと思い出した)に下山に使うと、駐車場前にドンピシャの尾根と教わる。

僅かに進んだ所で、スノーシューを付けて登りだす。
標高で500m位から風が強まり、700m位からは寒さも感じる様になる。
まぁ、ポカリも僅かな時間でショリショリって感じなので−5℃位なんだろうか?風も考慮に入れるそんな感じかもしれない。

風が強いので、時折地吹雪状態となり視界を遮る。
しかし風が止めば、蒲原平野が望める景色の良い所だ。

あまり危なそうな感じのしない雪庇をかわしながら、尾根筋を登る。
緩急の変化があまりなく、中急の尾根を辿る。

先行者のトレースも時折消えるようになる。
空腹感からか?相方が休まないか?と言っているけれど
標高から、もう直ぐ小屋だろうし〜寒いので、歩いちゃおうと声をかけて進む。

ありゃ〜一本入れても良かったかな?
と、思ったら、小屋が見えた。

小屋の入口に近づくと、スノーシューが8台前後。沢山居るね。
中に入ると、室内は土禁で靴を脱いで入室する。
内履きが欲しいところだね。

コンロで暖をとって食事をとる。
ここで、ようやく、後続が粟さんと気がつく。
声をかけて少しだけ話を頂く。
粟さん達は田村線を下る様だが、 ボクはこのヤマが7年か8年振りで、自分は分岐に自信がないこと。
トレースもこの風ではアテにできない。
何より、他所の娑婆であること。地元なら・・・何とかなる。そういう無理が絶対的に効かないのが他所の娑婆。
だから、ボクは他所の娑婆では非常に保守的な行動をとるけれど、別に誤りとは思っていない。
地元のヤマなら何かあってもヒントを見出すチャンスがある。しかし他所の娑婆ではノーチャンス。
無雪期ならいざ知らず、積雪期にリスキなジャッジをボクはしない。
あと、尾根線の3合目から下の尾根にも興味があり、尾根線を往路下山。

下山は早い。あっという間に3合目。
3合目でトレースを追って尾根を辿る。
途中、風当たりの強い平原状の場所では、トレースが消えていた。判るうちから、コマめに地図で確認する。
再び樹林帯に入るとシッカリしたトレースが続き、標識も残置されていた。
ふと、右手を俯瞰すると、駐車場が見えた。
やや急な斜面を適当に降りると、駐車場前にドンピシャだ。

直ぐに田村線を下った粟さん達のグループも駐車場に着いた。






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