飯豊連峰前衛 焼峰山(1,085.8m)  滝谷登山口 個人山行

 さて、出発です。♂は冬に備えて歩荷訓練だよ〜ん 新井田・井沢(頑張りましたね)・NTR(中村義)
   




日 時  平成23年09月25日(日)
参加者 NTR(中村義)、新井田、井沢、LTQ(以上、下越山岳会)
行き先  飯豊連峰前衛 焼峰山 (1,085.8m)
天 候  晴れ

装 備  秋山低山日帰
登はん用具:なし
ナビ用品:地図・シルバコンパス・GPS
防寒具:
飲み物:ポカリスエット500ML×1・水2L
食料品:握り飯2個 調理パン インスタントラーメン
残 量:
その他 なし

コースタイム 事柄 備考

08:12分 焼峰山登山口(235M)
09:39分 ウグイス平(595M) 
10:50分 清水釜(870M)  
11:20分 修蔵ノ峰着(965M) 
11:54分 焼峰山々頂着(1,085.8m)

13:20分 焼峰山々頂発(1,085.8m)
14:10分 清水釜(870M)
15:04分 ウグイス平(595M) 
16:23分 登山口(235M)



概要
新入会員の方を誘い、とりあえず焼峰山へ誘った。と、いうのも以前は、入会前にどの程度歩けるのか山行を重ねてからとしていたものの、
このご時世、そうも言っていられない。
山の未経験、或いは初心者の方の受け入れも時代の流れというか、趨勢と思う。

この度入会された方も、山歴もほとんど無いらしい。ではその程度の脚があるやら?
今後の山行のお誘いにしても無理なこともできないし・・・・・てんで
少し暑さも収まった焼峰山に誘った。
メンバーは、不幸やら、出張等で多忙を極め、最近少し山から離れていたNTR、充実の新井田君に最近ショボクレ塩梅のボク。
新人さん以外は、歩荷トレでスピードが上がらないよう調整で歩きだした。
特にNTRは来週、保全作業で上がるのでガッツリ。


記録

特にナシ・・・・タイムレコードのとおり。

感想

以前は、山歴とか現在の踏破力を見極めてから入会を・・・
認める・・・と、いうのが慣例の当会であるが、現在ではその様なスタイルでは高齢化が進むだけである。

個人的な意見としても、山歴の浅い方、山登りの初心者を受け入れて、入会後に育てるという方向にシフトすべき時期にきている。
しかし、そのようなスタイルを取って来なかった当会では、初心者の育成スタンダードがあるわけではない。
ある意味手探りの状態であることは否定できない。

少し、視点はずれるが、ボクは学生時代にスキー学校の研修生として在籍してことがあった。
しかし、実際はスキー学校のスタッフのユニフォームを着るまで、スキー学校で受講したことはほとんどなかった。
このことは、指導力の無さを思い知る良い経験となって現在まで深く記憶に刻まれている。
自分でそこそこやってきた人間は、自分の感覚だけに頼っていて、その感覚を言葉に表現するすることが非常にヘタクソである。
良い選手が良い指導者とは限らない。そういうことなのだ。ヤマでも同じことが言える。

指導技術・・・そういう分野があるように、指導も技術なのである。
自分の感覚を言葉にするトレーニングができていないのだ。
ほぼ、間違いなく現役プレーヤーというのはそのことに興味が無い。
それゆえ、現役選手は教えるのが案外下手、ということはよくある。

また、自分の個人的な思想とか、方針等を他人様に押し付ける等は全く以て迷惑千万なナハシ。
初心者からの質問には、客観的な医・科学的根拠に基づく理論で答えるべきで、自分の経験だけに頼った対処法等は避けるべきと思う。
他方、教わる側の登山者が主体であり可能性を大切に伸ばすべきと思っているし、自分の得意分野を押し付けるのは大間違いで
オールラウンドを標榜する山岳会的には、初心者には、基本として縦走スタイルを中心に体力・生活技術を積み重ね
更に興味があれば、岩・沢・雪山・藪・スキー等に深化すべきと思うが、これは個々の登山者の選ぶべきことである。

入会してきた会員さんが何を指向していくのか?
ボク受入側は問いかけのボールに対し少なくとも返す度量は・ノウハウは必要だろう。
つまり、応える側にも絶え間ない勉強と情報収集のアンテナは必要ということだろう。

とはいえ、これが会の公式見解というワケではなく、一幹事のボクの個人的な見解であるので会内で異論があれば
是非、議論を交わして良い方向を見出していきたいと思う。

今回入会された方も体力・筋力的にはまだまだ劣るが、気持の強さと元気さ、明るさでやがて乗り越えてくれるものとボクは確信するし、彼女が
将来、未経験者を助けるポジションにつけるものと期待している。未経験或いは山歴の浅い方独特の悩みとか疑問はあるハズだ。
と、いうかそんな難しく考えなくても、少しづつヤマ登りに親しんでいるウチに体力とか脚力はツイテくるので、低山からヤマを楽しむこと。
楽しくないものは長続きしないからね。

当会々員諸氏にあっては、短時間の低山からジックリと時間を掛けて一緒楽しんで頂きたと思います。
数年後には自立したヤマ屋になるべく、微力ながらバックアップしていきたい。

宜しくお願いします。




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