上毛三山 妙義山(相馬岳 1,103.8m)  妙義神社〜堀切〜中間道より妙義神社に戻る 個人山行

 駐車場から観た妙義  奥の院・・・大きなチョックストーンです
   
 奥の院からの登り 写真では立っていますけど・・・ 
   
 紅葉と岩のコントラストがキレイ 鎖場を下る先行者
 
  どうして、こんな急峻な崖が形成されたのだろうか? 本読みの僧
   




日 時  平成23年11月03日(木・祝)
参加者 LTQ、akiちゃん
行き先  上毛三山 妙義山 (相馬岳 1,103.8m)縦走のうち前半(妙義神社〜堀切)
天 候  曇り

装 備  秋山低山日帰
登はん用具:Φ8.5mm×30m・ハーネス・カラビナ・8環・ヘルメット
ナビ用品:地図・シルバコンパス・GPS
防寒具:合羽で代用
飲み物:ポカリスエット500ML×1・水1L・紅茶
食料品:握り飯2個 調理パン 
残 量:
その他 足回りをアプローチシューズとした。(同行者は登山靴)

コースタイム 事柄 備考

08:05分 駐車場着
08:20分 駐車場発
08:25分 妙義神社
08:32分 登山口
09:19分 辻
09:26分  奥の院        巨大なチョックストーン
09:46分  見晴
10:06分 玉石
10:19分 大のぞき
10:41分 天狗岩        名称の由来不明?なんで天狗岩なんだろう?
11:20分 相馬岳着
11:35分 相馬岳発

12:44分 堀切
12:58分 中間道に出る
13:40分 本読みの僧
14:19分 妙義神社       工事のため迂回
14:30分 駐車場着       駐車場への道が判らず遠回りしてしまった。



概要
11月会山行は、もう、日本海側が天候の悪くなる時期なので関東の山で晴天の陽を浴びるという嗜好がここのところの流れ。
今年はボクが担当で妙義山と荒船山。思い付きで妙義山と言ったものの行ったことがない。
10日位前に一度下見を検討したが、天気予報が悪いために中止とし、ブッツケ本番とした。
とはいえ、引っかかることがある。
最近、事前情報(書物・ネット)収集で保守的に考え(ボクは基本的に保守的に予想を立てる小心者)て、不要なロープを持ったり
ピトン・カム等を持って重い思いをしている。
そんな、こともあって出来れば実踏しておきたい思いは持っていた。

3日は杉滝岩で、挑戦中の課題・アイゼントレーニングに充てるつもりでいたものの、雨予報。
困ったな〜てんで、天気の崩れが少ない予想の関東に眼をつけて妙義山にでかけた。


記録
高速を使った山行は、少し前まであった1,000円打切りの制度は有難かった。それでも、休日半額は助かる。
暗い中、高速で南下。県央地区ではやや雨足が強まるものの、県境を越えると晴れとはいかないものの、高曇り。
まぁ、大丈夫だろうと車を進める。妙義松井田ICから降りると直ぐに、「みちの駅みょうぎ」に着く。
準備をして歩きだす。やはり、関東気温が高い。

辻まで我慢していたけれど、暑くて上着を脱いで半そでシャツとする。
神社から、「大の字」までは、杉林から雑木林へと移るものの、視界もなく鬱陶しい感じがする。まぁヒル被害があるらしいので
さもありなん。

「大の字」へは、やや傾斜の強いもののステップの切ってある岩の鎖場を登る。
なかなかよい眺めであるが、工場の音など街の音が聞こえるのは、ボクとしてはやや不満。

今日はお祭りなのかな?太鼓・笛等の音もよく聞こえる。見晴まで登るとさすがに、眺望が良い。稜線にあがると風が気持ち良い。
眺めの良場所で時折、休憩しながら進む。
かなり多いビューポイントを楽しみながら相馬岳。まぁ予想範囲の時間に到着。一休みしている間にこの縦走路に詳しそうな方に
堀切までの状況をお聞きした。

相馬岳を後にして下る。今回のルート(妙義神社〜堀切)中、ボクはこの下りが一番危ないと感じた。
危ないというのは、相馬岳からの下りは、急な斜面に九十九折りにルートが付けられていて傾斜の緩い場所に石が溜まっていることで
足を置く時、簡単に落石を誘発してしまう。実際ボクも落石を落としてしまい、先行者を驚かせてしまった。

石を落とし易い茨尾根を進むとチョックストーンのトンネルがあった。どうやら、ここが茨尾根ピークの様だ。
スライドしたパーティーから廻り込んで、ピークで縦走路は直進。と教えて頂いた。
注意していないと解らず通過してしまうかもしれない。

岩壁と紅葉を眺めながら進んで行くと掘切についた。堀切ではこの先の縦走路についての危険性を周知する看板があった。
陽の短いこの時期では、妙義神社へ戻るのは暗い時間帯に入ることになると思っていたので、堀切で下る計画でいた。

堀切からの下りでは数か所、鎖のない岩場をクライムダウンで下る場所があったものの、足元を良く見てスタンスを丁寧に拾って下れば問題ないだろう。
傾斜が緩んで杉が増えると中間道に出た。中間道に出てから40分位中間道を進むと、「本読みの僧」という石仏前に来た。
自然に出来た石だとかで、不思議な造形である。でも、もしかすると、頭巾等が被せていないと通り過ぎてしまうかもしれない。

「本読みの僧」から10分程進む東屋があった。東屋で少しユックリして中間道を神社に向けて進む。
眺望が利かずやや飽きが来る道でもあるので、時折出てくる奇岩で興味が途切れないように歩く。やがて中高年・・・・ん?
ワシらも間違いなく中年ど真ん中。

まぁいいや、やや年齢の層の高い団体さんが中間道を歩いていた。後ろに付いて歩いていたら道を譲って頂いて先行する。
抜いても、抜いてもまだまだ続く。「新幹線2両通過〜」と嫌味とも取れる声が聞こえた・・・・・
ストンと神社の脇に出たけれど、工事中で何だか解らない車道を歩くが、遠回りしちゃったようだ。

駐車場に付いて目の前の道の駅「みょうぎ」で下仁田ネギを買って、もみじの湯で汗を流して帰途についた。



感想(妙義神社〜堀切)
岩登り経験者について言えば、特に登攀具を携行する必要はないが、岩場に不慣れな方は用心した方がいいかもしれない・・・もっとも、岩に不慣れな方のロープワークというのは寧ろ危険な使い方をするので、何とも言い難いところだ。

相馬岳からの下りについていえば、ヘルメットは被った方がいいだろう。





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