五頭山塊 大荒川 西コクラ沢遡行(個人山行)  


10mを登る会田さん 水量が多い/確保は矢沢さん
ECB(Brother,Bourbon)も水際を登る
三十三間の滝を見上げる・・・・水量に迫力がある
三十三間の滝の中間部のテラスで/ 沢登、面白れぇ〜
滝の抜け口からテラスを覗く
核心部を過ぎ穏やかな渓相
五ノ峰から新潟平野〜日本海を望む
いや〜楽しかったね


遡行日 平成21年7月11日(土)
天 候  曇り
気 温  07:00〜17:00 18.8℃〜25.7℃
気象データ 新潟市新津

装備
沢シューズ、スパッツ、ヘルメット、手袋、ロープ、ハンマー、ピトン、スリング類、カラビナ、確保器、エイト環
参加者
L=矢沢さん、DAE(坂場)さん、NEN(石井)さん、会田さん、ECB(小国山岳会)、LTQ(ボク)
ECBの他は下越山岳会

楽しい、楽しい沢登り。専門屋さんはディープな季節も行うけれど、ボクはあれも、これもの一分野。
ボクの場合は夏期限定で冷やし中華のような夏にはなくはならない存在。
大人の水遊びといった風情である。まあ、大人の火遊びはアブナイけれど、この水遊びは渓に身も心も洗われる思いだ。

今回は、矢沢さんからのインフォメーションで五頭の西コクラ沢の遡行。
三十三間の滝がハイライトといわれている渓だ。
参加者は、矢沢さん、坂場さん、ボクと同じ暑いの嫌い、水不足厳禁のNENさん、
最近NENに連れ出されクライミング練習開始したものの、沢は初体験の会田さん、
小国山岳会のECB、とボク


ECBと6時15分に島潟のコンビニ跡地で待ち合わせて集合場所の五十公野へ。
五十公野でDAEさん、NENさん、会田さんと合流して五頭、いこいの森の駐車場に着くとLの矢沢さんは既に到着していた。
準備をしてアプローチの登山道へ。

登山口から直ぐの木橋から観る大荒川は昨日までの大雨でまだまだ水量が多い。登山道を進み、松平コースを途中で左に送り明瞭な踏跡を辿り堰堤に出てここから入渓。

6m位の滝は左岸を巻いて進む。水量が多い。
広手沢を過ぎてコクラ沢に入る。芳兵衛滝も相談のうえ左岸を巻く。ジャブジャブと久しぶりの渓の感触を楽しむ。
10mの滝は矢沢さんのリードで進む。

小滝はフリーで細かいホールドを楽しみ時々ドボン♪
当に、大人の水遊びだ。
とはいえ、天気予報では晴れマークだったけど曇り空で水温も低めなので寒くなってきた。
本当はジリジリと暑く水に飛び込みたくなる。そんな日が好みだ。

噴水みたいに横に水を噴出す5m位の滝は水量が多く左岸を巻いて三十三間ノ滝に降り立つ。滝から飛沫で寒い。
中段のテラスまでフリーで登り、矢沢さんの確保でリードさせて頂く
・・・・おいしい所を頂きました。
右側が水流の中なので、テラスのセンターから取り付くが出だしの2m位が垂壁で一手、一歩がナカナカ決まらない。
あとは抜け口まで難しくはない。中間位の位置にリングボルト、残置ハーケンが少々。
右よりのラインが良さそうだが、どうにも水勢が強く、途中まで右寄りで登り、落口の薄被りの岩は左に廻り込み抜け出た。
この廻りこむところから抜け口までが少し微妙なバランス。順次皆さん登るが誰もテンションをかけることなく上手く通過。

少し進んで左に東コクラ沢を送り西コクラ沢を遡行していく。30m位の傾斜の強いナメ滝があるが水量が多いのと逆層でホールドに乏しい感じで厳しそうなので右岸側を巻く。
浮石が多く先行者が時折石を落としてしまう。浮石が多いせいか、中間部ではややブッシュも乏しい。
逆層に浮石、ブッシュも乏しいということでチョイと嫌らしい。

先に進むと直ぐに2m位のどうという感じではない滝がひとつ。でもパッと観たとおり微妙なのだ。細かいホールドを拾いクリア。
続く会田さんが厳しいのでお助けヒモ。足が決まらず上がれない。少しラインを変えたので紐を離した。続くNENさんがヒモを所望したので、ヒモで上がって貰う。
NENさんも上がったので先の様子を観ようと動き出した時、会田さんがドボン。
どうも、この時肩を痛めたようだ。少し先の小ゴルジュ帯で待っていたら慎重に歩いてくる。ECBさんの適切な処置と助言で何とか歩けるような感じだ。

このまま、一ノ峰への遡行は難しいので五ノ峰付近へ抜ける沢を詰めようということで、途中から見当をつけて右から入る沢に入る。落ち葉の多い小沢を遡行する。落葉が多いということは、頻繁に水流がないということだろうし、肥袋だの、人工的なゴミを散見するようになり尾根道である登山道が近いことを感じさせる。やがて水も枯れいよいよ登山道が近い雰囲気だ。薄薮を5分程度だろうか登山道にでた。場所は五ノ峰のホンの少し上。

五ノ峰で大休止して赤安山経由で下山。
下山口から駐車場までトボトボ歩く。え〜こんなに距離あったかな?自動車だとホンと感じないない距離感。下山口から10分弱で駐車場。

着替えて矢沢さんとはここで解散。他のメンバー五十公野で解散。
小トラブルはあったものの、楽しかったぁ〜




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