飯豊前衛 筆塚山 会山行

日 時    平成171030
参加者    JFφVMH JJφLTQ
行き先    飯豊前衛 筆塚山
天 候    曇り時々雨 
気 温    3010.6度〜11.37度 津川
湿 度 津川データ無し 参考(新潟 55%〜56%)
風 速 風弱く 1M〜2M
風 向 北北西
目 的    会山行
装 備    日帰り秋季薮山
登はん用具:カラビナ・下降器・シュリンゲ・ロープ
ナビ用品:地図 GPS
防寒具:なし                                                       
飲み物ポカリスエット500ML×1・水500ML×2
食料品:おにぎり4個 ハイカロリーぜリー2インスタントラーメン1

残 量 おにぎり4個 ハイカロリーぜリー2個インスタントラーメン1
ポカリスエット500ML×1・水500ML×2

その他 なし

コースタイム              事柄              備考                                                                     
04:00分 五十公野出発
05:35分 堰堤前の駐車場、まだ薄暗い。
05:54分 駐車場出発。トラバース道の草丈長い。直ぐにズボンがずぶ濡れ。
06:15分 小沢で転ぶ
07:28分 渡渉点到着。渡渉、水位膝上、水冷たい。
07:30分 休憩
07:43分 渡渉点出発。ゼンマイ小屋?上流と下流にワイヤーがある。大きなヒノキ?石の小さな祠 御神酒が2本。
08:30分 415M猿がうるさい。地点で引き返す。
08:55分 渡渉点。270m
08:58分 休憩
09:13分 渡渉点出発
10:23分 小休止
10:30分 駐車場に到着。JFφVMHさん、地元のキノコ採りと話す。鹿瀬温泉に入り、帰りにキノコ汁を食べるつもりが、お店を見失う。
1350分 五十公野着。
1408分 コンビニに寄り、自宅着。ヘルメットをJFφVMHさんの車に置き忘れる。何をやってもダメな日

データ
TP積算距離    KM
TP移動時間  時間 分
TP停止時間  時間 分
移動平均速度    KM
全体平均速度    KM
総上昇量       M
以上GPSデータ

概要

本来、薮山は苦手でどちらかといえば、行きたくない方である。でも、馬には乗ってみよ、人には添ってみよ。ということもある。それに、沢登りというのも、最終段階では哀しいかな薮こぎのオマケが付く。要は、毛嫌いせずに薮もやってみようという事である。

山行前に、調査に下越山岳会のAさんと三角点ハンターのブッシュマンEさんが今回同行のJFφVMHさんと通常と思われる、ルートでアプローチした。休み無しでどうにか、山頂へ届いたとのこの事であるが日暮れと競争とのこと。その日よりまた陽が短くなっているので、同じルートは諦め別ルートからアプローチする。天気予報では、回復傾向とのことで期待をするが、赤谷を通過する頃から小雨が降り出した。小荒集落で区長さんに登山届けをだして先に進む。裏川にかかる堰堤で林道もおしまい。雨である。支度をしているうちに辛うじてヘッデンなしで歩ける程度の明るさになった。藪に踏み跡が続いている。が、その踏み跡も何だか心もとない。枯れ始めた身の丈程の草が踏み跡に倒れかかっている。あっという間にずぶ濡れだ。夏場は良いとしてこの時期のずぶ濡れは、なんとも心地悪い。カメラを出そうと思ったが、会社に昨日カメラを置き忘れた事を思い出す。あ〜・・・裏川に注ぎ込む小沢を渡っているときに転倒。足と尻が濡れたがその前に既にずぶ濡れなのであまり気にならないが、カメラの忘れものといい、注意力が散漫であり警戒する必要がある。このたよりない踏み跡を進むが、帰りは裏川沿いに下山すればよいが、それでも気持ちが悪いので赤テープを付けていくが、紅葉時期なので、どうにも目立たない。概ね90分程ずぶ濡れで進むと、何となくそれっぽい、尾根がある。GPSで確認するとドンピシャ。適当な所で河原への降り口の見当をつけ降りてみる。丁度いい具合だ。対岸には大きな杉の木があり御神木となっているのだろう。小さな祠とお供え物がある。その裏にはゼンマイ小屋と思われる小屋がある。また、この小屋の上流と下流にワイヤーが渡してある。増水時はこのワイヤーを使うのだろうか?恐らく春はこの沢も支沢も全て雪の下になるのだろう。裏川を渡渉する。冷たい水だ。足が痛む程である。割合、開けて明るい良い泊まり場だと思う。とは言えこの地点から地図上では直線で34.2°約8.5KMで大日岳である。随分山の中だ。

目指す尾根への取り付きは明瞭な踏み跡があるわけではなく、何となくそっちの方といった感触であり河岸段丘状の地形を無理やり藪に掴まり上りつく。芋の蔓やら、アザミの棘やらが脚に絡みついて縺れるやら、痛いやら。それでも少し上がると尾根に向かい斜面に、踏み跡の様な、雨水の流れた跡の様なよく判らない状態となっている。茸採りの方々の踏み跡なのか?ブナ林の下に入ると、一転して藪は疎らとなり急斜面になる。小枝をつかんで登りつくが、非常に登りにくい。密生した藪は勿論辛いが、手がかりの少ない藪もまた登り難い。登山道というのは有り難い。この事が身に沁みて判っただけでも少し進歩したというところか。雨は降ったり止んだりのまま。猿が樹上で騒いでいる。大きな群れではなさそうだが随分大騒ぎしている。渡渉してからそんな距離も移動していないが、雨と草露でズブ濡れとなり身体も冷え始め何だが気力も失せ小林氏、私とも気力を失い下ることにした。もう少し陽の長い時期にゼンマイ小屋付近泊まり筆塚山を目指すのもよいかも知れない。また、沢からのアプローチはできないだろうか?等とあっけなく敗退した割りに地形図をまだ眺めている。



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