清掃登山のサポート山行

GPSLOG GPSLOG ミヤマリンドウ トリカブト
二ツ峰 扇の地神と杁差岳 大滝 飯豊山荘


日時
       平成17828                                                                                    
参加者    JGφOPL 諏方 JJφLTK JJφLTQ
行き先    飯豊連峰 門内岳
天 候    晴れ後曇り(稜線上は終始ガスっていた。)             
気 温    2822.5度〜28.6度 新潟
湿 度 80%〜55% 新潟
風 速 3m〜5m
風 向 朝のうち南東 稜線上は西
目 的    下越山岳会清掃登山 サポート
装 備    日帰り夏山低山
登はん用具:なし
ナビ用品:GPS 地図 シルバコンパス
防寒具:なし                                                       
飲み物ポカリスエット500ML×1・水500ML×3
食料品いなり寿司3個 おにぎり4個 ハイカロリーぜリー2個 
残 量 いなり寿司3個 おにぎり1・・・皆さんのご馳走で残量だらけでした。何のサポートか判りません・・
その他 サポート品 ビール350ml6

コースタイム              事柄              備考
828
0545          自宅発(5m
0555          五十公野公園発
0720分   天狗平着(420m)
0730          登山開始(420m
0740分   0750分まで休憩
0857分    湯沢峰着(1,021mLOMと交信(烏帽子岳付近を登っている)
0905分   湯沢峰発
0930分    滝見場通過(1,145m)
09
40分   吉田岳氏とスライド
1000分   五郎清水着(1,370m)LOMと交信(梅花皮岳付近)
10
25分   五郎清水発
1049分   三本カンバ通過(1,540m
1104分   LOMと交信(北股岳付近)
11
13分   梶川峰着(1,700m
1120分   梶川峯発
1153分   扇の地紙通過(1,889m
1205分   門内小屋着(1,887m
1340分   門内小屋発
1350分   扇の地紙通過(1,889m
1420分   梶川峰着(1,700m
14
36分   梶川峰発
1451分   三本カンバ(1,540m
15
08分   五郎清水着(1,370m)
1520分   五郎清水発
1613分   湯沢峰着(1,021m
1627分   湯沢峰発
1740分   登山口着(420m)
1810分   梅花皮荘着
1915分   梅花皮荘発
2000分   五十公野公園着
2020分   コンビニに寄り自宅着

データ

TP積算距離 14.53KM
TP移動時間 6時間11
移動平均速度 2.3KM
全体平均速度 1.4KM
総上昇量   1.534M
以上GPSデータ

概要

下越山岳会が、新潟県から依頼を受けている、恒例の清掃登山が、今年は8月27日〜28日に行われた。本隊は、12名で担当坂井氏・CLは、JHφLOM以下総勢12名である。サポート隊は、JGφOPL、諏方さん、JJφLTKJJφLTQ4名それに、JGφVMHさん親子の参加で6名。6時に五十公野公園に集合しLTKさんに車を出して頂き天狗平へ向かう。岡田から〆橋から290号に入るつもりが、昨日の大雨で滝地内の崖の一部が崩壊し通行止めとなっていた。仕方ないので、7号へ出て黒川村坪穴を通り関川村にでて、R113号にでて小国町へ向かった。道中、OPLさんより、27日にJIφHNCさんがダイグラを登り、日帰りで胎内口に下山し、胎内スキー場まで歩いてその後、OPLさん宅に1Lの安田ヨーグルト4本を本隊へ差入れ。との事で届けたそうだ。はあ〜?ダイグラ登って足ノ松下山でスキー場まで歩いた??日帰りで??私の時間軸とはかけ離れている・・・常識の行動距離を逸脱している。7時20分に天狗平に着く。準備をして730分歩き出す(420)涼しい朝だが、梶川尾根の急登に汗を搾られる。VMHさんの息子さんがOPLさんに付いて行く。さすがに強いと思う。私は、バテない歩き方を心がけていたので、チョコチョコ歩く。30分程で息子さんがバテ始める。振り返ると、木の間の遥か下に飯豊山荘が見える。740分湯沢峰の下で休憩する。遅れて、VMHさん親子が来る。ここから、トップをVMHさんに代わり後ろに息子さんが付く。その後にOPLさん、諏方さん、LTK、にLTQと続く。湯沢峰への苦しい登りが続く。857分湯沢峰(1021)着本隊のLOMさんと交信。烏帽子岳への登りとの事。苦しそうな息づかいが聞こえる。水分補給。95分湯沢峰発。湯沢峰を過ぎると傾斜が落ちて、歩きやすくなる。鞍部に下る。また、少しづつ傾斜が増してくる。梶川峰への登りが始まった事を感じさせる。930分滝見場通過(1145m)梶川峰上部が立ちはだかる様に見える。少し登ったところで、小国山岳会のJO7AXLさんとスライド。お客様の案内だった様子。少しだけ話をして登り続ける。この頃、HMV親子とは距離が開いてきた。温海岳から、CQ出している者が居るが誰も相手にしないのか、頻繁に2メーターでCQを出している。この男、はっきり言って煩かった。その間にJF7HZUが本山を呼んでいる声も混じる。やはり飯豊にいる。そんな気がする。1000分五郎清水着(1370LOMと交信本隊は、梅花皮岳付近にいるとの事。それにしても、早い。OPLさんのザックから安田ヨーグルトを出して五郎清水にデポ。缶ビールなら飲まれるかもしれないが、ヨーグルトなら大丈夫だろう。五郎清水で水分の補給をし、梶川峰上部残り標高差約330mにとりかかる。登り始めてすぐに前3人と距離が開く。無理しての早い歩きには合わせない。1049分三本カンバ通過(1540)どうも、11時に梶川峰には着けない。1058LOMさんが、LTKを呼んでいる。LTKは電源を切っているようだ。1100LTKLOMのコールに答えサブチャンに合わせる。LOMがさかんに現在位置を聞いている。LTKはサポート隊が312に分散したと言っている。LTQはどこか?と聴かれたので、LTK45分後ろと答える。この頃右脚に違和感があり、痙攣の予兆のような気がする。意識的にゆっくり歩く。1113分梶川峰(1700)に着く。水分、ハイカロリーゼリーを採る。門内小屋が見えるが、まだまだ遠い。1120分梶川峰発稜線歩きは気持ちが良い。でも、右脚の違和感は若干残る。リンドウが所々に咲いているが、ミヤマリンドウで、見たい飯豊リンドウは見つからない。登山道の脇に裸地が大きく広がっている。雨・融雪水による砂礫の流失でも大きく広がったのだろう。手を入れる事が必要なのかもしれない。1153分扇の地紙(1889)通過。梶川峰から23分で通過している。門内小屋まではもう直ぐだ。125分門内小屋着。本隊の歓迎を受ける。総勢で18名になる。大所帯である。担ぎ上げた飲食料を全員で頂く。少し時間が経過すると、汗が引いて寒い位だ。JIφOLLさんの寒暖計は、約18度を指していた。風が4m位はでていたので、体感的には1415度で、ガスの中だから寒い位なわけだ。周りを見ると、合羽姿の人もいる。私も長袖のシャツを持ってくればよかった。合羽は何故だか着たくなかったが、汗が乾いた頃、太陽が顔を出し、暖かさを感じる。13時頃、VMHさん親子が到着。てっきり梶川峰あたりで、リタイヤと思っていたら、頑張って登ってきた。急いで、食事をとり空腹を満たしていた。アルコールも一巡し休憩も十分にとった。1340分門内小屋を後にし、下山開始。主稜線上の慰霊碑でJFφGZFさんが手を合わせる。聞けば、荒川ワンダーフォーゲルの会員の方がここで、死亡したとのこと。1週間の休暇で11月の主稜線に単独で入り、テント内で凍死したそうである。テント内での死亡となると原因は何なのだろう?1350分扇の地紙通過(1889)登りに撮れなかった写真を撮る。トリカブトが盛り。ミヤマリンドウ・チシマギキョウも若干あるが、もう花も終わりに近づいている。もう1ヶ月で、紅葉が始まる。一年は早いものである。遠くに、杁差岳が見えるし杁差の小屋も見える。杁差岳から見る扇の地紙は余り印象にないが、ここから見る杁差岳は印象的だ。1420分梶川峰着(1700)主稜線の東側がスッパリ切れ落ちた斜面からガスが湧き上がってくる。1436分梶川峰発梶川峰のピークを過ぎるといよいよ急な下降が始まる。一面ガスに覆われ視界が利かない。1451分三本カンバ(1,540)を通過。1508分五郎清水着(1370)本来なら、あまり休まないタイミングだが、安田ヨーグルトのデポがあるので、休憩。五郎清水までくると、暑さを感じる。合羽を着るほどではないが、ポッツリと雨粒があたる。LTKは、「俺は伝説の雨男だ。」と言い切る。私は、伝説の晴れ男だが、本当は、雨模様の時は登山をしないのが理由だ。というと、LTK曰くは「なんだ、バカバカしい」でもそれも正解かもしれない。1520分五郎清水発足場の悪い、登山道をどんどん下る。下りきったところで、梶川峰を下り切った事を実感し、鞍部から登り返す。ジットリと汗をかいたところで、1613分湯沢峰着(1021)湯沢峰で最後の休憩をとる。あと、約600m下るわけだが、順調な下りを期待できないので思ったより時間はかかりそうだ。1627分湯沢峰発。ここからの下りが急坂で、脚の負担・疲労からして怖い。心して下ることなる。登山口から、50M位の位置で正に最後の最後の地点で、誰かがが転倒したらしい。幸い怪我もないようだが、アクシデントの種類とすれば、転倒であるが転倒の主な理由は、疲労であり無理をしたということであろう。多くの登山事故は転倒・滑落である。言い方を変えれば、転倒するから滑落するのであり、転倒は疲労からくるものである。私自身も本当に強く自らを戒めたい。

1740分登山口着(420)ようやく、長い下りから開放された。平らな舗装道路は、歩きやすい。LTKの車の前で上着だけ汗がひどいので着替えていると、メジロアブが襲ってきた。ハッカ油を振りまいて追い払う。1810分梅花皮荘着ここで、入浴しフロントで涼んでいるとまた、アブに刺された。メジロではないが、中型アブだ。1915分梅花皮荘発で、順調に戻り、290号線滝地内も片側交互になっており通行できた。2000分五十公野公園着で各自挨拶をして2020分コンビニに寄り自宅着

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