出張・内の倉ダムコンサート

 令和2年1月18日(土)、19日(日)新発田市役所市議会議場で行われた「出張 内の倉ダムコンサート」のお手伝い(会場設営・案内等)として加治川ネット21から4名参加しました。

 このコンサートは、東京芸大の田中克氏らが内の倉ダムで5日間合宿し制作したコンテンツを本来ならば、令和元年10月5日開催のダム堤体内のコンサートで行う事としていましたが、台風18号の影響で開催中止となったことや(一財)日本オーディオ協会・学生の制作した作品の部に応募し「最優秀賞」を授賞されたことから、彼らより新発田地域の方々へ感謝の気持ちを伝えたいとの思いから事業開催に至ったと云うことです。
 また、新発田市役所市議会議場に居ながら内の倉ダム内部にある空洞に響き渡る音響空間を再現したコンサートが出来る市議会議場の多目的利用のあり方にも感心しました。

【第1部】1月18日 10時〜16時、19日10時〜11時
 「聴いてみよう♪鳴らしてみよう♪内の倉ダム!」
 田中氏と増田氏が、内の倉ダム内部の残響が、いかに特殊かつ可能性を秘めたものであるかを解説し、ダム内で録音されたダムリバーブ(中空ダム堤体内部の特異残響)で制作した楽曲を5つのスピーカーによるサラウンドで再現したものを聴いてもらいました。

 「鳴らしてみよう!」!では、参加者の方々で楽器の演奏や歌ったりした音をマイクで拾い、ダム内部と同じような22秒の残響音を体験することができました。
▲ダムリバーブの楽曲に聴き入る参加者  ▲内の倉ダム内部の残響を解説する田中氏 

▲津軽三味線演奏・上田さん  ▲チューバ演奏・板倉さん 
 【第2部】1月19日 13時30分〜16時
  出張・ダムコンサート 本番!
   
▲米倉太鼓 ▲友(ハーモニカ)

▲ Tiny(女性ボーカルとアコースティッギター) ▲ あやめ(オカリナ)
 終わりにこの2日間の異色コンサートには、県内外からのべ250名を超えるか方々よりご参集頂きました、アンケートの結果、今度は本物の内の倉ダムコンサートに参加してみたいとの有りがたいご意見を沢山頂きました。今年は是非とも10月に開催されるコンサートの盛会を祈ります。