米倉ビオトープ生き物観察会(報告)

   6月25日(土)米倉地区子ども会主催による米倉ビオトープ生き物観察会が開催され、米倉地区の子供たちが元気に活動を行いました。
 山際を流れる水路には水が無く、本来この地域で培われてきた生態系への影響が少し心配されますが、活動の結果、タイコウチ(県RDB 絶滅危惧T類)やメダカ(県RDB準絶滅危惧)など、20種類以上の生き物を捕まえることができました。
 このビオトープは、ほ場整備事業で失われる生き物の生息地を残してほしいと子供たちが関係機関に訴えて整備されたビオトープです。
 子供たちの思いが形となったこのビオトープにたくさんの生き物が生息していることをとても嬉しく思います。この活動をとおして、子どもたちが将来、地域の自然環境に興味を持ち、地域環境の守り手として活動してくれることを願っています。