会員限定の「山菜勉強会」

 今年はまともな春がこの地にやって来るのか心配していたので、無事解散できたことを嬉しく思います。また、恒例の標記イベントを実施することで、今年1年間の自然環境の目安ともなります。
当初、大型連休初日で会員皆さんに呼びかけを行いましたが荒天のため延期となり、連休最後の8日に変更したところ散策に最適の日和となりました。
当日、参加者12名は小戸の若月建設に集合。初心者と子ども2名も参加しているため、安全に山菜を採取できる場所として二王子神社社務所周辺を選定。到着したら登山者の自家用車で駐車場は満杯。
 準備して早速行動開始、約1時間自由に山菜を採取し、宮野氏のアドバイスを受けて食べられるものや名前を学習しました。主なものは、コゴミ、タラノメ、コシアブラ、アマナ、シオデ、モミジガサ、ミズなど。

 これらを早速洗って茹でヒタシと味噌汁に、残ったものは天ぷらにして持参したおにぎりと一緒に自然の恵みに感謝しながら格別おいしくいただきました。
 標高1,421mの二王子岳は飯豊山の前衛で、60年以上前から変わらない山野草の宝庫として今も県内外の2,000m級の山々に匹敵するほど高山植物が豊富な深山で、阿賀北地域の自然をいつまでも守ってくれていることにありがたく感謝し、拝礼して春を満喫しました。
 特に全般的にご苦労された宮野氏にお礼を申し上げて報告いたします。