総合学習支援
加治川小学校
身近な水環境について調べよう

 2015年9月9日(水曜日)に加治川小学校の4年生36名で身近な水環境を調べてみようという課題で総合学習を行い、その支援を実施しました。

 生徒たちが家の近くから汲んできた水でCODの検査キットを使い水質調査を実施します。数値の結果と合わせた色紙片を学校区の地図に張り付けます。

 山間部や下水道敷設が終わっている地域の水は比較的きれいな値です。汚れが混じっている地域も混在しましたが、ここ数日来の秋の長雨によるものの影響したものと考えられます。それぞれの地域に汚れが少ない箇所が出ていることから全域的に水環境を保たれているようです。

 次に実験です。砂による ろ過実験をしました。粒子の小さい藤塚浜の砂を入れたペットボトルのろ過装置に泥水を入れてみました。
汚れがさらに追加されるという予想が多かったのですが、出てきた水は透明なきれいな水です。これにはみんなびっくり。砂を使ったろ過は水道水を作る際にも利用されていることを知ってもらいます。

 水道水と醤油1滴を混ぜた水での水質比較も行いました。わずかな汚れでも水質の違いが現れます。人の生活と河川への影響についても知ってもらいます。

 まとめとして、水循環の話と生活排水や下水道施設の話で身近な水環境について今日は学んでもらいました。上下水道の施設見学も月末に予定されているようなので、いっそう理解が深められるものと期待します。