新発田市立川東小学校
川東小学校の板山川の生き物調査

 2015年7月14日(火曜日)に川東小学校区内の板山川での生き物調査が行われました。朝から気温が30℃以上になる猛暑のなか4年生34名子供たちが下羽津の「地蔵橋」に集結しました。

 最初に新潟県新発田地域振興局農村整備部の方から川東地区の圃場整備のお話を聞き、農地と水路と生き物の関わりを伺いました。そして生き物図鑑などの貴重なお土産をいただきました。
 続いて、板山川の水質を調べます。COD値を班の代表者に調べてもらいます。落ち葉や有機物の影響でしょうか、おおむね値としては5から8の間くらいでした。

 準備ができたので水路に網を入れてみます。前日に仕掛けたペットボトルトラップを引き上げてみます。ドジョウがかかっています。アブラハヤとカマツカもかかっていました。
草むらをガサガサしてみます。ホトケドジョウ(絶滅危惧種)、スナヤツメ(準絶滅危惧種)もいました。

 川下を100m位1時間かけて往復して捕獲してみました。浅い流れのあるところの川でしたがドジョウがいっぱい取れました。COD値の値と見比べて概ね相当の種別でした。

 農村の中の小学校ではありますが、以外に川に入り込んでの経験がない子達も結構いたようで、暑いさなか中で今回も良い経験となったのではないでしょうか。2時間の調査はあっという間に終了となりました。

炎天下での調査、ご苦労様でした。

 川東小学校だより H27年度 第6号 平成27年7月22日より