五十公野小学校で環境学習 
升潟で総合学習 生き物観察

  2015年6月17日の水曜日に五十公野小学校4年生の49名による総合学習支援、3回目を五十公野公園升潟で実施しました。

最初に升潟の生き物を観察します。魚を獲るための仕掛けや餌について解説します。仕掛けた罠には、モツゴ、タモロコ、タイリクバラタナゴ、ブルーギルが掛かりました。外来種が多いです。取り逃がしましたがでっかいクサガメもいたとのことでした。

 それから芝生広場奥の池の水質調査を実施します。CODと酸性・アルカリ性PHを調査します。CODは5から6 PHは6.5の値が多かったです。まずまずの水質です。

 では、生き物獲りに行きます。腰まで水に浸かりながらの捕獲をしてみます。
さて、本日の捕獲の成果ですがヨシノボリ、ウシガエルのオタマジャクシ、オオタニシ、稀少種のヒメミズカマキリ、植物ではジュンサイ、大きなスギナがありました。ジュンサイは、きれいな水で育つので池が健全であることがわかります。
 池には大きな鯉がいたのですが、生徒らのあまりの騒がしさにすっかり隠れてしまいました。

 暑かったせいもあり、濡れるのもお構いなしの水辺の生き物探しは、校外活動の中でもひときわ思い出になるものになったのではないでしょうか。