「平成27年度 加治川ネット21の定期総会及び記念講演会」が開催される

 平成27年2月11日(月・祝日)の午後3時から、加治川ネット21の平成27年度定期総会が新発田市ボランティアセンターで開催されました。

 出席者数と、委任状数をあわせた数が57名分となり会員数の過半数以上となって総会成立宣言を行い、立候補した東山晃さんが議長に就任し議事進行に移りました。

議案は、昨年度の事業報告と収支決算、今年度の年度の事業計画案、今後2ヵ年の役員選出等、4つの議案を審議しました。

 来年、会が20周年を迎えるにあたり、その準備に向けた活動や里山の鳥獣害対策の勉強会を盛り込んだ計画が承認されました。
また、予算案についても必要なものは実績にもとづき計上してはとの意見には、なるべく節約を心がけていく計画であることが説明されました。

 その他に質疑無く、午後3時40分、総会は終了しました。

その後16時から講演会に入りました。
4年前の東日本大震災で福島県南相馬市から胎内市に避難され、今は胎内市で会社を興し、同じ避難民の方々を雇用して地元で再起している泉田昭氏を迎えての講演会となりました。

震災当初は、転々と避難を繰り返し縁あって胎内市に落ち着いた泉田氏は、避難してきた人々も当初は地元の方に受け入れてはもらえるが、いずれ地元の方々と行き違いが生ずることを危惧していました。
そこで独自に働く場を創設しなくてはならない、それも地元にあるものと競合しないものでないとダメであると、桑の葉を使った「あいの桑茶」として健康茶やお菓子等の販売を「株式会社ふるさと福島」興し販売を始めました。

もともと捨てられてしまう桑の葉を粉末茶にし、これを飲むと血糖値を下げる等の効能があり、豊富なミネラルをも含み、飲みやすくしたもので効能も確かなもののようです。
この際みなさんも無添加農薬の国産桑の茶をお買い求めて震災復興支援と自身の健康増進に役立ててみていいかがでしょうか。